コロナ通販をまとめて、思ったこと

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2月以降、イベントの中止や施設の休業、観光客の激減等で商品が売れず、在庫が大変なことになっているというSOSを目にすることが多くなりました。

北海道等の商工会議所では経済対策掲示板を設置し、在庫で困っている企業の販促をして話題になりました。その他、休校で納入できなくなった給食用食材を通販したり、飲食店向けの食材を扱う卸業者が新たに一般販路を開拓するような例も見られます。

大手通販サイトでもそれぞれコロナ救援特集ページが組まれました。ただ、催事やお土産業界もそれなり闇を抱えておりますので、かつての復興商法のように、購入者の善意が関係ない業者の懐に消え、必ずしも被災者の元に届かない状況もあります。

とりあえず、コロナ関連を装ってみたり、どさくさ紛れに福袋で不良在庫をさばいたりと、あこぎな商法を目にすることも多いです。ネットの普及により、小さな声も拡散しやすくはなりましたが、困窮している当事者はそういう余裕が無いのが常。やはり、消費心理の即時対応できる鼻息荒い業者が、商機を丸々かっさらっていくような場面です。

在庫処分のピークは過ぎたかも

GWが開け、コロナ在庫関連の通販は一段落したように感じられます。

この時期になると、休業やイベント中止は予め決まっていたことなので、急遽、仕入れたものの行き場がなくなる的な在庫発生は少なくなります。

企業もとっくに生産調整をかけてます。賞味期限が長くない商品や、店頭で高回転する商品は、この先もそうそう在庫を積むことは無いでしょう。

問題となった過剰在庫の多くは、例年並みを見越してコロナ前に発注をかけた日持ちする商品です。それらを期限1ヶ月程度の猶予を持った状態で売り切るタイミングも、すでに過ぎつつあるかなと想像します。

その他、和牛がもう冷凍庫に入らない問題とか、生簀の鯛が育ちすぎてしまう問題など、生産調整が難しく一般に流通しづらい高級品はまた別として、今後は工場の生産維持や店頭売上の減少を補うためのセールに移行していくと思われます。

消費者はまだまだ買いたい!

緊急事態宣言が延長され、買い物に行くのも憚れる昨今。

夜な夜なのネット通販が、数少ない娯楽となっている方も多いでしょう。私もその一人です。

ランキングを見ると、依然としてマスクや消毒液への関心が高いようですが、売れているのはコロナ関連に留まらず、通販全体の取扱い数がかなり増えていると聞きます。

もちろん食品系も注目されており、先日もコロナ応援セットを販売する「石屋製菓」の通販サイトがソッコーでダウンしていましたね。メジャーブランドだけでなく、救援掲示板に書き込まれる普段なら誰も買わないような商品も好調に捌けている印象です。

アベが10万円くれるらしいから、何ぞ美味しいもんでも取り寄せようとするお客さんは少なからず存在するのでしょう。その需要や欲求の高まりに対して、上手いことマッチングができていないし、まだまだ供給も追いついていないのが現状だと思います。

なんか買いたい機運が高まっているこのタイミングで、餌を投げてほしい。SNS等も活用して、どんどん声を上げてほしいのです。

ネット対応が依然として課題

今回、横浜、神奈川の通販セールリストを作ってみました。

いろいろ検索する中で気がついたのは、通販対応どころか、未だサイトを持っていないお店が珍しくないということ。また、それなりの規模の有名店であっても、ろくにメンテをしていない状況のネットショップが放置されていたりで、思った以上にリストが充実しませんでした。

逆に、しっかりネット対応していたお店は、安売りなぞしなくても、通販受注が増加している傾向です。困っているどころか、注文が多すぎて対応が遅れます的なアナウンスも珍しくありませんでしたね。

お店側からすると、通販は決して比重の大きな販路ではなかったのでしょうけれど、コロナを機に状況は変わってきていると感じます。

電話やFAXによる旧来の通販対応もいい加減見直しのタイミングです。決済に関しても、代引きはもう勘弁。通販は店頭以上にクレカ対応のメリットが大きいです。

コロナ以後の通販の形

今後、外出自粛がいつまで続くかわかりませんし、人々の生活様式も少なからず変化していくでしょう。果たして、従来の販売環境に戻ることができるのか…

この間にネット通販をもう一つの柱として展開できるよう、注力してほしいのです。

ネックとなるのは、やはり送料でしょう。

Amazon以降は我々の生活様式やコスト感覚も大きく変わってしまいました。こと低単価な食品類は、品代と送料のバランスが悪く、運送業者のために注文しているような気持ちになりますよね。もちろん、誰も悪くないのですが、この割高感が利用の敷居を上げています。

できれば、商店街や施設でまとまって有利な送料契約を結びたいところですが、対応が難しい場合がほとんどだと思います。その際には、注文金額をまとめることでお得になる工夫や、配送に最適化した商品の開発をしてほしいのです。

既存の商品の姿やパッケージデザインのこだわりを流用できるとは限りませんが、たとえば、クリックポスト、ゆうパケット、60サイズ箱の中に効率良く詰め込めるお値ごろセットを提案してほしいなと思います。

これまでは諸々のハードルの高さゆえ、故郷の味、馴染みの味をどうしても取り寄せたいとか、進物用途に体裁よく送りたいとか、利用者の熱意やシチュエーションが限定されていた面もありましたが、この先はもっと身近で気軽な手段になっていくのではないかと思います。

ことさら遠方や道の顧客を意識する必要は無くて、まずは県内、市内、お店の知名度がある範囲内に向けてのサービスを見直してみても良いかもしれませんね。

あとさ、こんな状況なんだから、家で食べ過ぎた分のカロリーをチャラにしてくれる祝福があってもいいんじゃないの? 神様よ!

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