西富士宮の「すぎ本」でスペシャルのハーフセット

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やきそばで有名な富士宮の街。

やはり、近年のまちおこしによる観光PR効果が大きく、そのブームに乗っかった出店もあるのだけど、古くからやきそばを扱うお店がやけに多いのも事実なんだよね。

ただ、居酒屋や食堂などがメニューの一部にしているケースや、専業でも関西風じゃねーかというお店を切り分けていくと、地場の粉もの文化を忠実に受け継いでいるお店は限られているのかも。

今回のお目当ては、西町商店街の一本裏手にある鉄板焼き店。

初日は例によってお休みでさ!! 悔しいから、翌日にまた電車に乗って出直してきたんだよ。

ちょうど昼の口開けに到着したところ、全然のれんが出なくてさ、また臨休かと焦ってウロウロしてたら、中からお母さんが声をかけてくれました。

なんでも、往時かなりの行列ができて、地元のお客さんは入れないし、しんどいばっかだから、今はあえて営業中をアピールしない方針らしいのよ。

こちらのお店では、むしろ富士宮洋食焼きという地場古式のお好焼にプライドがあり、やきそばのみの注文は、親族が営むお宮横丁の姉妹店をすすめる旨の記載もありました。

こう書いてみると、なんだかとっつきにくいお店にも感じるのだけど、きっぷの良いお母さんのおしゃべりが楽しくて、そこに愉快な常連さんの合いの手も入るもんだから、聞いてる私も大笑いしながらのお食事でしたよ。 

お一人様には焼きそばとお好み焼きをハーフサイズで作ってくれる欲張りセットがあります。

具は少ないほうが旨かろうとミックスにしようとしたら、いやいや、ツナやベーコンなど7種類が入るスペシャルが断然お得とのことで、素直に従いました。

お母さんが厨房の大きな鉄板で焼いてくれるのだけど、カッカッ、カッカッというコテ音がかつてなく軽やかで、これは否応なく期待できます。 

丁寧にミニ鉄皿に盛ってくれました。やきそばはハーフとは思えない十分なボリュームです。

ソースはだいぶ控えめな加減で、卓上の青海苔魚粉等と供にお好みで加える形。お味は期待通りおいしいのだけど、やはり具材が多い分、そばには集中しづらいかもね。特にツナはいらんかな。 

お母さんがぶっちゃけて曰く、焼きそばは各家庭で作るもんなので、店ではあまり食わんとのこと。

洋食焼きはいわゆるしぐれ焼きなのかなと思ったら、とんぺい風のペッタリ焼きでした。

これもちゃんと鉄板で出してくれて、アッツアツなのです。

コテで食うと、ちょっとネットリしたような柔らかウエットな食感。いやいや、やきそばのついでくらいに思ってたけど、これが旨いじゃんか!

もちろん旅人的には富士宮やきそばを無視できませんよ。でも、このお店で、どうしても片方選べというのなら、断然洋食焼きの方よ。 

ちなみに写真では分かりづらいのだけど、左右半分づつになっており、スペシャル具材のチーズについては、焼きそば分も右半分に集中させる式がオススメなんだって。まさにおっしゃる通りで、表面をトロリと厚く覆ったチーズとの相性が抜群でしたね。

まぁ、単価の安い客にもこんな風に細かく手間を掛けてくれるから、お母さんも大変なんだろうなって思ったりもします。

富士宮やきそば店の中では立派な体裁の店舗が、清潔に維持されてるし、ちょっと覗いてみて、空いてるようならば、こちらのお店がオススメよ。お好み焼きも絶対頼もう。

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