保土ヶ谷の「天たま屋」で天たま丼

怪しい佇まいの東口商店街にある天ぷら屋さん。

私の青春のバイブルたる「美味しんぼ」に ”トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいなんだ” という名言があります。

ああ、私もいつでも好きなときに好きなだけの揚げ物が食べられる立派な人間になりたかったなぁ。金銭はともかく、健康面がネックになるなんて! 若い頃は想像だにしなかったもんな!!

さて、保土ヶ谷にこの天丼屋さんができたのは、もう何年も前のことになりますね。油ものを扱う場末の店舗にもかかわらず、カウンターのみの店内はベタつかず、清潔に維持されていて立派です。

店名にも ”たま” が入っていますが、たしか天丼に生卵の天ぷらが入っているとこが売りだったはず。他にも、季節タネや創作モノも積極的に取り入れ、日々通っても飽きないようなメニュー構成になっていますよ。

天たま丼です。

座った正面に写真が貼ってあってさ、ズバンと目があってしまったのよ。人気って書いてあったし!玉子大好きだし!!

しかし、これは大きなオーダーミスであったわ。

天ぷらはえび2に野菜5。グズグズ煮込むタイプの天とじ丼ではなく、天丼の上へ甘辛な卵とじをトロリかけた京都風なのは良いところです。

しかし、野菜天のナス、れんこん、じゃがいも等にはそれぞれ味噌や明太子が挟まれ、下味が付いてるのね。その上、天ぷらは天つゆにもくぐってるし、さらに卵がかかると、塩分は三重のジェットストリームアタックになって、しょっぱいのよ! ご飯も比較的軽めだから、この塩分は歴戦の下町育ちをもってしても受けきれなかったわ。

安価な提供のわりに、タネへ一手間加えたいお店みたいなので、むしろ天丼よか、定食でそのままをいただくのが適切かもね。ちなみに同じ値段の天たま定食なら、卵天を潰して食べるご飯もついてバッチシだったかも。

ここはもう一回リベンジだな。