根岸の「第2クッキー専門店」でキャロブ

原町に出来たクッキー屋さん。

とらがりさん、てっつんさん、情報ありがとね!

とにかく渋みを感じるお店なのです。

この度、川向うの仲浜町から移転してきたわけですが、旧店の段階から独特だったもんね。磯子の、しかも庶民住宅に完全埋没した細路地に立地し、世間一般への露出はほぼ無いと言っても過言ではない小さな小さな隠れ家でした。

そして、この新店よ。一度迷い込んだらどこに出るかわからないような闇深い磯子下町エリアの中では、比較的建て替えが進んでいる一角だし、お店も前の道も広くはなりましたよ。しかし、卵と雛とどっちが先か論争のような八幡橋八幡神社の裏手、他にランドマークを設定しようもないこの厭世立地は相変わらずという流れに、深いため息が漏れます。

さらにこの店名。「ナオズオーブン」からの「クッキー専門店」への検索避けのような変化もパンクでしたが、「第2クッキー専門店」て!第1もう無いじゃんね!

そんな感じで謎のセンスに彩られたお店ですが、様々なクッキーがぎっしりならんだ店内は乙女心もときめく空間だし、奥さんも感じよく丁寧に対応してくれますから、安心して立ち寄ってくださいよ。

実際、閑古鳥かの予想に反して、馴染みらしいご近所さんがパラパラと買いに来ていましたので、前店での積み重ねとともに、客層を大きく変えない近距離移転もまずまずの滑り出しとなっているようです。

キャロブ、ハニー、ハロウィン詰め合わせ、フルーツケーキを買ってきました。

健康やナチュラルをことさら強調している路線ではないのですが、手作り感のある無添加なお菓子で、当初シンプルな作りのものはややお味控えめな印象でした。そのため、魂の半分を糖分の国においている私などは、ジャムやクリームでブーストされた種類を選んでいたのです。

今回、久々にいただきましたが、フルーツケーキだけはほんわかして、ちょい密度が足りない印象かな。でも、他のクッキーについては全く文句がありませんね。サク、ポク、カリ、シャクと食感もそれぞれ心地良いですし、風味の個性もあって、お味も一枚に十分な食べごたえがあります。おいしいです。じわじわと着実にレベルが上がっている気がします。

中央上のキャロブという種類は初めていただくのですが、地中海原産のスーパーフードなんだってね。お味はココアに似た感じで、こちらではプルーンも加えて深みを出しているようなことを書いてありました。珍しいし、なかなかおいしかったですよ。

ご近所さんはぜひお試しあれ!