関内の「丸祇羅 マルマサラ」で本日の丸祇羅

常盤町の路地裏に間借りしたスパイスカレー店。

ミサイルさんにしたり顔で教えてあげるつもりだったのに、しっかり先行されていたわ。

元々はバーだか、スナックだった場所なんだけど、その後「tenjishitsu:Tür aus Holz」というお店が入り、イベントや飲食のスペースとして使っているようです。

そちらを平日の昼間に間借りして営業しているのが、この「丸祇羅」 前は店頭のリヤカー自転車で移動販売とかしてたのかな?

店内は古くて、薄暗くて、とってつけたような追加内装が使いやすいんだか悪いんだかよく分からないのがアートっぽくて、とっつきにくくもありますが、誠実で人の良さそうなお兄さんがにこやかに迎えてくれるから、安心してください。

メニューは一種類のみ。気まぐれで内容の変わるワンプレートとなります。

静寂の中、圧力鍋が秋の虫の音のようにチュンチュンなるのを聞きながら、出来上がりをゆっくり待ちましょう。

これよ!彩りも豊かなこの一皿!

もうね、カレーといえば、ちょっと牛すじでも煮込んどけば喜ばれる時代は終わったね。間借り商売も楽な時代じゃなくなったわ!

近年のスパイスカレーや南インド料理のブームを経て、このような合盛りのスタイルがじわじわ広がってきたのは、本当に嬉しいことですね。色んな味を、ときにマゼマゼしながら味わえる楽しみです。

具材に関しても、豆や野菜のような、単品では地味すぎるカレーやサブジにも出番が増え、そのしみじみとした味わいに目を開かされる場面もありますよ。

さて、この日の内容は角切り鶏の入った醤油っぽいキーママサラ、ほっこりダルマサラ、肉じゃがのような鹿肉と芋のマサラ、グリーンピースと大豆のマサラ、ココナツサンボル。キーマがやや塩強めなので、ここにいろいろ混ぜてく感じかな。さり気なく添えられたピルクルも嬉しいや。

スパイスはそれほど刺激的ではなく、油も控えめで、食べやすく、体に良さそうな仕上がりです。レストランというよりは、趣味の台所感もあるけど、それが伸びしろであり、親しみやすさでもあって、また、楽しいのです。

ぜひ、また寄りたいな!

コメント

  1. たまたま他のお店でお客さんが話しているのを聞きつけて知りました。
    前のめりな商売でないからこその恩恵を客が味わえるのがこういうお店の魅力ですね。

    そういえば間借りカレー推ししてた某商業ライターが東京のお店の話で「掲載誌発売直前に営業休止とかされると困るんだよ!」とかSNSでごちて間借り否定派に転向したのを見て笑いました。

  2. 管理人 より:

    >ミサイル超獣さん
    私はネットで知りましたが、商業誌では即応できない様なローカルやニッチな情報で楽しめるようになったのは嬉しいことです。お祭り食やカフェ食もそうですが、かっちり収まってない部分が、逆に魅力になったりしますよね。