駅からはちょっと歩くかな、
住宅地のど真ん中に佇むうどん屋さん。
世に聞く武蔵野うどんなるものを食べに寄りました。
ちょうど八国山の近くですし、トトロ体型の私としては里帰りにもなりますよね?
お店は農家のお庭に建て増ししたような簡易なもの。
テーブル2つにカウンター数席のコンパクトな作り。
メインタイムをズラしたつもりでしたが、
近くのオッチャンとか、ピチパツの自転車族とかで、
店内はほぼ満席の状態でしたね。
家族経営なんでしょう。気さくな対応であります。
メニューもごくシンプル。
ここは基本の肉汁うどんをいただきましょうね。
大盛りにしたうどんはかなりのボリューム!
ぶっとくて、荒ぶるルックスじゃん!
ツルツルでもクニクニでもふんわりでもなく、
あえて分類するならガシゴワ系の田舎うどんかな。
地粉の風味と力強いコシがウリってんだけど、
実際、それほどの歯ごたえはなく、爺さんでも楽に食える具合。
お店では茹で置きを出すのが多いということだけど、
これもそんな感じなのかもしれないわ。
ちなみに帰りに生麺買って、うちでも茹でてみたんけど、
激的には変わらないかな?茹で置きに強い麺でもありそうよ。
ヘラヘラの豚肉が浮かんだ甘めの汁は、
ちゃんとダシがとられていて、おいしい。
でも、ややパンチが弱い気もするんだよな。
天ぷらも揚げ置きが基本らしいけど、
ほの温かく、カリッとしたものが出てきたわ。
ただ、油切れは悪いな。
糧という簡単な一皿がつくのも特徴で、
今回はナスとインゲンと大根の温野菜を盛り合わせたもの。
汁に混ぜてもいいし、さっぱりと良い箸休めにもなるね。
そうね、田舎に帰った際、婆さんが振舞ってくれる手打ちうどんみたいなイメージ?
素朴であったかな印象はあるんだけど、他方で一歩づつ何かが足りないような気もする。
少なくとも他県からのグルメ旅でターゲットになるようなもんでもないような気もするな。
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