「ホテル ウィングインターナショナル」の裏手にあるキッチン。
通りに出ていた看板が、ずっと気になっていたんだよ。
駅前の一等地といえば一等地。
しかし、ここまで目立たないお店も珍しいよね?
いつ頃からやっているのかは分からないんだけど、
中はそれなりにくたびれているので、新しくはないんだと思う。
いやぁ、全然気が付かなかったわ。
マダムが一人で切り盛りされている様子で、
通し営業なのか、けっこう遅いランチも受け入れてくれたよ。
黒板には10種類くらいのお料理が並んでいて、
ちょっと面白い感じです。
サラダは葉っぱとヨーグルトディップ。
オリーブオイルのかかったパンが添えてあります。
店内はかっこいい音楽がかかり、
ピチっと管理されてるというより、やや雑然とした部分も見えます。
お野菜と一緒にクタクタに込んだアクアパッツアです。
カサゴは隠れて見えませんが半身の切り身、あさりは小粒です。
添えられたお米は月次な炊き込みでは無く、
ちゃんと粒を感じるそれっぽい仕上がり。
お料理自体は家庭の延長ではありますが、
いいとこの奥方が凝って作りそうな、
海外在住アーティストが現地で自炊するような風合いです。
デザートはオプション。
栗のタルトを選びました。
クリームチーズをかぶせたさっぱり味で、
甘さを控えて、栗の素朴な風味を味わえます。
一風変わったお店で、気になりますね。
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