大通りにある中華カフェ。
1960年台まで映画館として使われていたという立派な建物です。
その後は料理店として宴会なんかをさばいていたわけですが、同發ブランドをもってしても、三料理店を同時に維持するのは難しい時代らしく、近年はカフェスペースとしてやっつけられています。
紙皿に紙コップ、カウンターで注文品を受け取るセルフ方式の簡易な体裁ですが、そもそも省力化が必要な程のお客も入っておらず、穴場といえば穴場な休憩処です。お菓子も軽食も同發のものなので、ハズレはないしね。
もっとも、せっかくのステキな環境なので、もうちょい本腰を入れたお茶処になるとさらに嬉しいかも。
気になったのが、マーライコーのフレンチトースト。
おいしそうな焼き目が付いていますよね。
注文後にカッカッカッと液を混ぜ始めましたので、作りおきのものではなさそうですよ。
昨今のブームに乗っかって、ベーグルなり、カステラなり、どらやきなり、やたらとフレンチしちゃう例も増えていますが、どれも食べた結論から言うと、そのまま食った方がずっと旨いのであります。
まぁ普通に食えるお味ですが、マーライコーの魅力であるほんわりな卵風味はかき消されてしまうため、もったいないかもね。
パンにおける事始めのように、売れ残りで固くなっちゃったとかなら別だけどさ、完成品を殊更加工する必要はなさそうです。
つか、 私らの心の中に住んでいる小さな女子はフレンチトーストにトキメキすぎるんだよ!
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