駅前にある和菓子屋さん。
明治創業の老舗で市内に幾つか支店も展開しているという
横須賀では名の知れたお店らしいですよ。
本店は駅から歩道渡ってすぐの立地で、
嫌がおうにも目に入っていたんだけどさ、
なんか、これといった強い引きがなかったのよ。
店頭には階下のとんかつ屋の匂いが流れてきて、
お菓子を買う気分が盛り上がらないしな!
さてさて、若いアニキが対応してくれました。
ケースに並ぶお菓子は日持ちタイプ中心。
一応、上生菓子もあるんだけど、
ものによっては解凍品になるらしい。
看板は神奈川県指定名菓でもある角なしさざゑ最中。
餡は粒、こし、ゆずの3種類。
型がヘタっちゃってるのか、どうもサザエには見えないなぁ。
お味の方も特に感じるものは無し。
よく売れているというどら焼きの皮は
やや粉を感じるような、しっとり白っぽい焼き上がり。
しなびた餡ことの相性はむしろいいのだけど、
やっぱちょっとパックっぽい風味なんだよね。
気になっていた焼きモンブランは
スイートポテトの栗バージョン。
中に小さな渋皮栗が沈んでいて、上のポッチも生地です。
姿の茶色に濃厚な栗風味を期待しちゃいますが、
むしろ、バターの風味がだいぶ優っていて、
栗菓子としての満足感は低いです。
お店に思い入れがないと微妙かな。
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