蔵前橋通りに出来た中華スナックのお店。
かつては飲食の砂漠であったアキバの街ですが、
ドネルケバブが脈絡なくに流行って以降は時たま尖ったエスニックフードが開店しますよね。
今回できたのは中華バーガーを売りにするお店なんだけど、
饅頭に角煮を挟むようなアレでなく、西安あたりで食うという肉挟馍を出すのが面白いところです。
お店は今風ファストフードな体裁。
今んとこお客さんも、店員さんも向こうの人が多そうですね。
これがロージャーモウ。
御徒町や、それっぽい四川、麻辣湯のお店とかでもたまに見かけるようになってますよね。
皮は焼きと蒸しの二種類から選べて、今回はそれっぽい”焼き”にしたんだけど、これが独特な食感なの。
初めて食べますが、中学生が初めて作ったマフィンというか、中世ヨーロッパの主食というか。ゴルモソっとして、喉をつまらせること必至なので、蒸しの方が良かったかも。
具は煮込んだ豚バラ肉を崩したもの。
程よく脂が抜けており、八角的な中華スパイスの香り。
はじめは、ペース考えて具を食わないとヤバイと思いましたが、
ケツまでたっぷりと入れてくれたようで、杞憂でした。
もう1つの看板は涼皮です。
ベジ麸も乗って、それっぽいですね。
ヘロヘロな広幅平打麺は、ほのかに透明感があって、たしか米で作っていたようなイメージがあったのですが、こちらのは小麦粉ベースみたい。
シンプルな酸っぱ辣油味で、よく冷やせば夏に良さげです。
ただ、ここからのムーブメントは難しいかな。
ケバブ的にスタンド売りから始めても良かったような気がします。
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