「カンダハー」の裏手にあるカフェ。
西神田の「DIXANS」に支店ができてたんだね。
やはり、古くて小さくてどうしようもないようなビルを、クソカッコよく再生して使ってます。
こちらは武蔵小山「ドゥ・ボン・クーフゥ」の姉妹店らしいのですが、経営する会社は建築や空間デザインが本業っぽいので、本領発揮ということなのでしょう。
元々喫茶店の少なくない神保町ではありますが、いかにも出版読書族が根を張ってそうなモッサくてタバコムサいお店とは異なるセンスが漂っています。
所々に配されたアートや器。奥の階段から2階席へ上がっていくんだけど、どこか組織の隠れ家に潜入する感があって、実に楽しいのよ。
こういうお店を周辺の学生たちが背伸び気分で利用しているのは微笑ましい風景ですが、B食で腹を膨らせたオッサンが、にんにくクセェ息で近づかないで欲しい場所です。
って、私のことか!!
名物のトーストをいただきますよ。
分厚い!
けど、その分、サイズは小ぶりなので、何ら負担なくいただけます。
ほんのり黒糖の香りと甘み、ジュワッと染みたバターのコクと塩っけ。
いやぁ、いい塩梅じゃないですか。
ラテは気さくな紙コップ提供です。
お味はおいしいので、これはちょっともったいなくも感じます。
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