カミオの裏手にある焼き鳥屋さん。
おなじみ「鳥佳」の4号店になるようです。
階下には、いかにも焼き鳥然とした系列の「一火」もありますが、こちらは ”鶏バル” をうたって、やや若者向きな雰囲気のお店となってます。
もっとも、根幹の焼き鳥メニューはほぼ同一で、サイドメニューに若干の差がある程度なんだけどさ。コブサラダやらバーニャカウダやらで、あからさまに女子ウケを狙っています。
私も女子を気取って頼んでみましたよ、三浦野菜のバーニャカウダをね!
ガラス皿には、酢を入れて泡立てた卵白が盛られ、その雲の上に、カットされたとりどりの野菜を並べる趣向。お姉さんが、お店のインスタ映え~って言ってましたが、たしかに面白いですね。
でもさ、薄切りだから、野菜の嵩は少ないのよ!! おかげでバーニャがかなり余ってもったいなかったわ。
自家製パンを添えたこだわりのレバーペースト。
これもなんだか意識の高い盛り付けを試みていますが、どちらもちんまりしていて、ただ角皿のスペースが邪魔になるだけだったわ。パンもパスパスです。
箸休めに頼んだ、自家製ピクルスはすげー酸っぱいな。
やはり、こちらの系列ではひたすら串をしごくのが正解だろうということで、もつ煮とかが付いていない串だけ6本のセットを注文しました。
内容はお任せになりますが、やきとりを待ちかまえて、初手が野菜だと肩がスカるよね!
大きく角切りされたレバーがお店の名物なんだそうです。火を通しすぎず、ブリッとした食感。
肉汁ジュワリな豚タン。
ブリっと焼けたはつ。
滲む脂とタレがたまらなく溶け合うシロ。
さすが、やきとりはみんなおいしいですね!!
いろいろありますが、やっぱりオーソドックスな鶏ネギが好きだな。
店名を冠した追加の鳥火巻は、長芋とオクラを豚バラで巻いたもの。シャクホクッネバッとした食感が面白いです。
月見つくねと鳥火ラーメン。
ラーメンは大きめのお茶碗サイズで、チュルリと軽くすすれるボリューム。鶏そぼろと小松菜のシンプルな具に、真面目な鶏白湯のスープで、作りは悪くないのですが、この日はやけにしょっぱかったな。スープが全然飲めず、もったいなかったわ。
親子丼も小ぶりなので、太った人は息を吸うよう平らげますよ。
真ん中には卵好きには嬉しい追い卵黄が輝きますし、大ぶりなお肉は自慢の焼鳥なので、これもマズいはずがありません。
ただ、タレが多くってね、ご飯までダクダクに浸ってるし、しょっぱいな。ハーフサイズの調理は、バランスが繊細な分、気を使うね。
焼きおにぎりも炭火でじっくり焼き上げます。
そして、やはり、醤油ベットリでしょっぱい。
締めの3品の仕上げが、すごく惜しかったんだけど、焼き鳥自体はおいしいので、やはりこの系列ではひたすら串をしごくことをおすすめします。
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