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鎌倉の「美鈴」でこがらし、雪中梅

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宝戒寺の近くにある和菓子屋さん。

月替りのお菓子をいただくシリーズです。

12月のお菓子はこがらし。

詩は「いちめんの 土に咲いたる 天の霜 三千の威儀 とどこりなし」

方代さんは”三千世界”て言葉が好き過ぎだと思うの!
もう山崎スリーサウザンドって改名した方がいいよ。

お菓子はずっしりとした棹物であります。
大サイズを買ってきたのではなかろうか?

茅葺屋根に雪の積もり風情を模した姿。
素朴な小倉餡を芯に、ちょっと粉の入ったようなサックリ餡が外を包んでいます。

かっこつけた茶会菓子とはちょい違い、
どこか田舎っぽい、小倉らしい小倉のお味が楽しめて、よろしいです。

1月のお菓子は雪中梅。

詩は「ふかぶかと 雪をかむれど 億万の 春の蕾は ほころびんとす」

数の桁がふえたーーーー!!!

さて、お菓子は淡雪に練切や羊羹を散らしたもの。
いわゆるメレンゲですな。

柔らかく、シュワっと口溶けていくのですが、
甘みはしっかりと印象を残して、良い感じの仕上がってます。
これもおいしいです。

この姿、どことなくお弁当を想起してしまう私。
白飯の上に梅干しとたくあんとコブみたいな配色じゃん?!

聞くところによると「美鈴」にはこれら月ものの他に
おはぎや、栗きんとん、花びら餅等の季節菓があるんだそうですよ。

まぁ、来年以降だな!

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