本館の屋上にある手打ちうどん店。
他所ではすっかり廃れてしまったデパートの屋上文化。どういう経緯か、この西武池袋においては現役バリバリのフードコートとして健在なのです。
屋台も焼きそばやたこ焼きを売るような従来のスタイルではなく、面白くアップデートされた屋台が軒を連ねて、なかなか楽しいのよ。
もっとも、冬場は寒くって、それほど気分は盛り上がりませんな。ただ、こちらのお店は別のようで、うどん目当てにわざわざエレベーターを上ってくるお客さんも少くないようです。
いかにも気さくな体裁でありますが、提供するうどんは全て手打ちであるところが特徴です。
うどんは優しい口当たりで、コシやツヤに関しては、あんまり感じないため、讃岐というよりはむしろ、西武線に乗ってやってくる埼玉の田舎風を感じさせるうどんであります。太さにもかなりばらつきがあるのが、良くも悪くも手打っぽいなと。
汁はあっさり関西風。揚げ玉以外、天ぷらは無くて、おそらく一番人気であろうかるかやうどんは、あげとかまぼこと鰹節がのります。鰹節がダシをブーストしてくれるので、いい感じですよ。
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