平沼商店街にある和菓子屋さん。
かつて、MMあたりが造船所だった時代は、たいそう賑わったのだという商店街。
今でも、いくつかのお店が営業中なので、すっかり寂れてしまった訳ではありませんが、もはや商店街と表現するのはどうかと思っちゃうくらいの静か~なの状況です。
明治33年創業というこちらのお菓子屋さんも、いつ閉まってもおかしくねぇな的に見えましたが、いやいや、まだまだ頑張ってほしいお店なのですよ。
店内に掲げられた賞状の数々。ただ古いだけでなく、実力あるお店なんだなということが分かります。
看板菓子の ”平沼そだち” には3種類のバリエーションがあります。
そういえば、会合のお茶菓子になってたりして、何度か頂いたことがあったな。
色違いのパッケージにくるまれた3種類は、ほんとに同じ名前で良いのかよってくらい、中身に変化がついてますよ。
紺色はパイ皮にこしあん、栗。白は焼き皮に白あん、栗。赤は玉子餡を焼き付けた桃山の中に、梅の甘露煮が入っています。 特に梅入りが好き。
かつては洋菓子も扱ってたのかな? 今でもパウンドケーキやドーナツ、プリンなどが販売されてます。
利久饅頭の素直なお味も良いですが、このお店ですげー旨いなと思ったのが、どら焼き!
しっとり柔らかに焼かれた皮の甘香ばしさは、和洋両刀の名残りか。つぶあんとの程よく馴染んで、これは、なかなかに侮れないどらなのですよ! いやぁ盲点だったわ。
また買いに来なきゃな!
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