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「ブランチ 横浜南部市場」を覗いてきたよ!

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数年前、本場に統合された南部市場の跡地が、大規模な食のテーマパークになると聞き、それはもう楽しみに待っておりましたよ。

この度、満を持してオープンした「ブランチ横浜南部市場」です。

ちなみにブランチというのは大和ハウス系「大和リース」が仕切るショッピングセンターのブランドなんだってさ。

工事も本当に間に合うのかよってくらいギリギリまで動いておりましたが、蓋を開けてみたら、んんん?って感じの内容に脱力よ。どうやら期待の空回りだったようですね。

道の駅みたいにさ、神奈川の海の幸、山の幸が集結するマーケットになると思ってたのよ!!

県内のJAとか、漁協とかの直売場が入って、盛り上げてくれるのだろうと。

そしたら「ノジマ」に釣具屋、スーパー、薬屋、トドメの100均ときたわ。

な・に・そ・れ。

田舎の国道沿いにありがちなショッピングセンターじゃねーか! ぶっちゃけ、ライフスタイルは大きく変わらんとしても、横浜のオサレな化けの皮が剥いでくれるなよな!!

ただ、お客さんはたくさんやってきておりましたよ。

しばらく様子を見て、混雑を避けたつもりだったのですが、駐車場なんかは、まだまだしっかりと埋まっておりました。昼時の飲食確保も大変な状況で、私は他に逃げちゃったもんね。

らしい特徴があるとすれば、南部市場時代から営業している専門店街が残っているところかな。

こちらの存在を殺さないため、多少気を使った店舗構成なのかなという気もします。

ただ、扱う商品以前の問題として、専門店街は朝が早い分、閉まるのも早いのよ。だから、午後に夕飯のおかずを買いに来るような一般客の受け皿になることができません。

もともと卸が主体ですし、お客さんも、こちらを目当てにやってくるというよりは、ついでに覗く程度の利用になりましょう。それでも、各店の小売体制の再構築が、今後の大きな課題になりそうです。

専門店街も廃業が続いており、だいぶ歯抜けておりましたね。

さらに新規施設のテナントもまだ全てが埋まっていない見切り発車なのですよ。長期的には、この空白をいかに面白く肉付けできるかにかかっています。

とりあえずの隙間をやっつける北海道物産コーナーが、地産地消施設を待ち望んでいた私を苛つかせます。どさんこなんて知るかっ! むしろ神奈川の酒やお菓子をもってこいよな!!

市場らしく、パレットをやっつけた休憩スペース。

固定してないのか、”キケン”の張り紙が。

施設のはじにはちょっとしたお庭もあり、ここはBBQスペースになるのかな?

飲食店はどうでしょうか?

「横濱屋本舗食堂」が専門店街棟に移転しておりました。ここは手堅い選択肢の一つです。

南部市場で配食サービスを手掛ける「ヨシケイ」の新規事業は、ハンバーグレストラン。

もし、さわやか路線を狙うとしたら、安易な生焼けが心配でもあります。

横須賀「コーシン」の肉食レストランは、とんかつやハンバーグなど、肉屋の惣菜定食をイートインできるような感じかな。

脇にはソフトクリームのスタンドも。

フジパン系の「エピシェール」にも、イートイン席が設けられています。

本社は葉山じゃなく、大阪にある「葉山珈琲」

センスが若干エグいのですけど、オシてる極厚たまごサンドはうまいのかしら?

お目当てだった「がってん食堂」は、まだ出店準備中でありました。

11月にオープン予定とのこと。とりあえず、前よか、きれいなお店になることは間違いありませんね。

場内は未だオープン景気が続いており、どの飲食店も大行列です。

そこで、にわかに息を吹き返したのが、我らの「南部亭」 ご存知、和洋中のお店が集うフードコートであります。ごっちゃな相席でガヤガヤとした環境。

ヲバちゃん達が溢れるお客の対応で、死にそうになっておりましたね。ここんとこ、毎日が市場まつり状態なのでしょう。

飲食店については、内容もキャパも十分ではないと感じます。もともと、周辺には飲食店が少ない環境でもありますし、いずれ復活するアウトレットモールの補完施設としても、もう少し体制を整えたいところ。

食材のお買い物は、八百屋の「みなみ」

魚屋の「神水産」

葉山牛の「晃進」の3店舗。

オープン記念で、各店それぞれ気張っており、店頭商品は悪くない内容でありました。

ただ、県産食材を目当てに訪れると、それは決して多いわけではありませんので、割り切ってフツーに利用しましょう。

最大のインパクトは、横須賀のスーパーチェーン「 エイヴイ」 の出店でしょう。

ムダを省いたようなお店のこの感じ、嫌いじゃないわ。

売り場もかなり広くて買いやすいし、攻めた特価品も多数提供しておりましたので、しばらくはここで良い買い物ができそうですわよ、奥さん達。

ただ、日常の買い物はほぼこちらで済んでしまうのはある意味、問題ですな。一応、野菜・魚・肉の3店を経てのスーパーという導線になりますが、逆にスーパーで先に買い物しちゃうと、各専門店に寄る必然が無くなってしまうため、差別化してとんがっておかないと、潰されそうな気配もしますよ。

ブランチ横濱南部市場は期待に反して、心躍るよな食のテーマパークではありませんでしたが、普通のショッピングセンターとしては、ごくごく堅実に使えそうです。

今後どう変化していくのか、三井アウトレットが再開する頃には、もうちょい楽しめる内容になっててほしいなと思います。

コメント一覧

  1. ねこまんま より:

    ご無沙汰しておりますた

    ほんとにがっかりなもんができて当初の予定は何だったのか?

    もっとびっくりなのが 旧南部入口から新しくできた入口までの道が急357って名前で道交法適用区間になっちゃってました

    バーベキュー場は3時間2部制で予約すれば大人1人2000円(子供1000円)当日予約は大人も子供も600円増し

    食材や飲料の提供はなく場所と機材だけでこのお値段
    お洒落なパパママなら利用するんですかね?

    海の公園まで行きゃバーベキューも磯遊びできそうなこの環境で

    まぁ 見るたびにがっかりするやらイラっとするやら

    • 管理人 より:

      >ねこまんまさん
      民間に自由にやってもらえばよかったのかな。
      働くママのためのコワーキングスペース! 男女共同参画イイネ! みたいお役所らしさにいちいち苛つきます。
      埠頭のIRも騒いでいますけど、この調子で、大したもん作れないんじゃないかという心配。

  2. ぴーさん より:

    茨城県の那珂湊のようなグルメストリートを期待したんですが

    • 管理人 より:

      >ぴーさんさん
      この月次な内容でこれだけ人が集まるなら、十分商売になると思うのだけど。

  3. とらがり より:

    アレに貧乏横浜の税金投入してるから悲しいね(´;ω;`)

    • 管理人 より:

      >とらがりさん
      あぶく銭がブクブクしてる東京が羨ましいね。

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