ラピス戸塚の「亜煉路館」でタマゴトーストセット

ラピスは東口の再開発に伴い、諸々のお店を収容した３つの再開発ビルの名称です。

長らく戸塚駅のシンボルとして頑張ってきた丸井が撤退。その後トツカーナもオープンして、だいぶショボくれてきたラピスですが、地下の飲食街等にはご当地らしいお店が健在です。

「まるい食遊館」隣接のこちらも、わりと知られた珈琲専門店。

カフェ不毛の戸塚駅周辺でありますが、昔ながらの喫茶店は粒選りな印象ですよね。

ヲバちゃんたちが忙しそうに運営している店内は、じっとり使い込まれたセピア色。分煙設備は不十分なので、時折モクモクも流れてきたりで、非喫煙者には若干アレな環境です。

見回すと、買い物帰りの中高年なお客様が多いようですが、コロナ下の平日に、これだけ賑わっているのはやはり立派です。長らく愛されてきたお店であることがうかがえますよ。

スイーツは基本外製っぽいので、軽食の方がおすすめよ。

テリテリなタマゴトーストは４枚切り、いや３枚切りかな？と思うほど分厚いパンが、ふんわりサクッと焼かれており、おいしいです。タマゴサラダの味わいも素朴でヨキ。

そして侮るなかれ、ここはサイフォンで淹れる珈琲もガチなのです。

スッキリと雑味少なき味わいの先に、もう一味がある感じで、なかなかおいしいんだわ。

その他、昭和な珈琲専門店らしいストレートコーヒーや各種アレンジドリンクもズラリ並んでおり、実は見た目以上の奥行きを感じるお店なのです。