大通りにある販売店。
「皇朝」の後を追ったミニ肉まんのお店だったのだけど、
最近は流行りの焼き小龍包がメインになっているようだよ。
焼き小龍包は東京でブームになったのが、だいぶ遅れて入ってきた感じ。
中華街でも大通りでたちまち繁殖して、幾つものお店が出ているよね。
持ち帰り品も売ってる(これって家庭で上手く焼けるのかな?)けど、
基本的にはその場での立ち食いがメイン。
職人さんが包んでいる様がを横目に見つつ、奥のレジで注文します。
壁際にちょっとした出っ張りがあるので、
その上で窮屈に、肩をすぼませながらいただきましょうね。
黒酢やレンゲは置いてないっす。
生煎包というと、豚肉餡が一般的なんだが、
ここのはなんと4種類!
孫悟空=牛 猪八戒=豚 沙悟浄=エビ 三蔵=野菜
と店名にも絡んだキャラ設定がしてあって、面白いんだ。
表面をカリッと焼きあげて、中から幾ばくかの汁が垂れさえすれば、
焼き小龍包としての最低限のアイデンティティはクリアできるもんな。
こういうアイデア路線は嫌いじゃないのよ。
1種類ずつの合盛りもしてくれるから、いろいろ味見したい向きには調度良い。
ただ、お味自体はどれもまぁまぁって範囲。
海鮮味はおいしくなりそうな余地を感じるよ。
この焼き置き販売のタイミングだと、
口内火傷するほどの熱さが無い、つーか冷め気味なのがすごく残念。
そこは絶対外せないよね。
生煎包はお味以前に、焼きあがり時かどうかを見極めるのが、
お店選びの重要ポイントになるのかも。
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