南口にあるラーメン屋さん。
駅前の喧騒からはちょい離れているんだけど、
人気店だけあって、けっこうお客さんが入っていますね。
中は古材がドーンと渡されたはったり民芸調で、
照明は暗く、ラーメン屋らしくない隠れ家バーな演出です。
ゆったりとしたカウンター席には、
それぞれの丼を照らす内視鏡チックなピンライトまで用意され、
こりゃ、ラーメンさんも無駄な高級感を纏っちゃいますわな。
まずは基本の醤油ラーメン。
鶏と魚介の綺麗でおいしいスープですが、
それよりも特徴的なのが麺なのよ。
中太の平打なのですが、デフォでもだいぶ柔らかく、
中華麺というより、ツルピロなうどんを食べてるような印象だわ。
口当たりは優しいんだけどね、なんか独特。
これは極塩ラーメン。
こちらもやっぱ同じ麺なんだけど、
どうしてもラーメンの先入観を引きずってしまう醤油より、
懐深くマッチする塩の方がなんかしっくり来たわ。うどん的に。
スープは貝とかが入ってるのかな。
ふくよかな味わいで、とてもおいしいと思ったよ。
個人的には塩のほうがオススメ。
特濃中華そばは鶏白湯と煮干しを合わせたもの。
これもおいしっちゃ、おいしいのですが
言うほど特濃でもなく、ちょい中途半端な作りで、
麺との相性もイマイチだったような気がします。
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