原当麻の駅からほど近い山の中。
細い裏道を下っていったとこにある川魚料理のお店。
ちゃんと下調べをして出かけたのだが、
確かに、こんな場所じゃ看板が出てなきゃ分からんぜよ。
お店の脇には養殖池があって、
これから客の胃袋に入る運命を背負ったコイ君やマスさんが泳いでいる。
なんだか、この辺て、こういう養殖所が多いみたいだね。
川端康成も通ったというがマジなのか?
中は田舎の料理店のように、かなり広い座敷形式。
広く開いた窓から庭の草木や田園風景を眺めたり、ほのぼの感があるわ。
時間外れなのに、ソコソコの人数が食事をしてるんだから人気なんだな。
厨房やらの人数も多いしさ。宴会も楽に出来そうな感じ。
メニューはかなり絞られていて、総じて手頃値段。
せっかくなので一通り頼んでみたよ。
まずは名物のマスのから揚げ。
大ぶりのマスがバリッと揚がっていて、頭から苦もなく食べられる。
味付けは薄く塩程度かな?
しっかり衣がまぶされていて、一本食べるだけでもかなりヘビーなんだが、
大量の大根おろしをくれるので、おろし醤油で食べてくれ!
酢味噌でいただく、コイの洗いはシャッキリ、ブッリブリ。
これでも少なめだったということで、あとで一皿サービスが届く。
つけものは白菜漬にかつぶしや醤油があえてあって、良い箸安め。
うちでもこうやって食べてみようかしら。
売り切れ率が高いというますのお寿司は手まり形。
小さく見えるが、こりゃけっこう腹に溜まるぞ。
味は旨いです、富山の弁当よりも豪華!←比べるな!?
ちなみに付け合わせのクレソンの鮮度が良く、かなり旨いから。
マス大根は、酸味の強い大根の漬物にマスを挟んであり、
寿司とはまた違ったお味で、良いつまみになりそうだわ。
むぎとろご飯とコイの味噌汁。
とろろは青海苔の風味が強いね。
味噌汁は底の方がポタージュ状になってるんだけど、
臭みはなく、しっかり美味しいダシが出ていておいしいよ。
正直、魚自体のお味はそれほど印象に残らなかったんだが、
熟成味というより、臭みの全く無い新鮮さをいただくお店なんだろうなぁと思う。
しゃちほこばらずにお食事できるし、雰囲気も面白いし、楽しめたよ!
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