大師の山門前にババーンと鎮座する久寿餅のお店。
天保年間創業。
ここらじゃ一番の老舗ってことなんだろうか?
表参道に同じ名前のお店があって紛らわしいんだよな!!
物販のコーナーの隅っこにちょっとしたイートインが用意されているの。
店頭で会計を済まして、ぱっと食って、ぱっと追い出されるという、
ありがちな観光客シフトの喫茶室だよ。
ちなみに私は久寿餅って奴が苦手だ!!
このサイトでそう書くのはもう何度目だろうか・・・
嫌いなら食わなければいい!
そう、そのとおり!
しかし、我々の人生には久寿餅を食べなければならない・・・
そんな節目が必ず存在するのも事実!
なにせ、ここらには久寿餅屋しか無いんだから!
やってきました!
葛粉を使わない久寿餅!
アオミドロのようなお茶もすごいんだけど、
びっくりするのはこれでもかとかけられた黒蜜ときなこ!!
持ち帰り品では、全然足んないもんだから、
きなこにガンガン吸収されて終わる黒蜜・・・
おかげで喉の奥がバッサバサになるじゃんか!
それがこの喫茶室だと湯水のように振舞われている現実を見よ!
アラブの王侯貴族か!!
久寿餅を蜜に泳がせることができるなんて・・・
ああ、私は今、はじめて久寿餅の真の姿を知ったのかもしれない!
あえてもう一つの住吉と比べると、
表面のツルン感が少なく、しっかりとした食感なのかな。
ただ、基本はどっちも久寿餅のそのものなので、
どっちが優れているとかの比較は難しいね。
でも、やっぱ、こりゃ蜜たっぷりで食べるもんだわ。
そしてイートインでなるべくできたてを食べるもんなのかも・・・
持ち帰りの蜜は圧倒的に少なすぎると思う!
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