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鎌倉の「陽」で豆かん

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豊島屋の裏手にあるお茶処。

謎めくお店です。

品の良い、和装の奥様が迎えてくれますし、
なんぞ敷居が高そうにみえるお店なのですが、
品書きの大値段はすこぶるお手頃。

店内は小料理屋さんのようなカウンターで、
観光通りの喧騒から離れて、ゆったり休憩出来ますね。

奥様、実はかなり気さくで、
グイグイ来ちゃう話し好きというギャップ。

甘味というよりはコミニケーションカフェの様相ですよ。

九州から取り寄せる天草で作った寒天が自慢で、
メニューは豆かんかところてんのみと潔いです。

分量は姫さま盛りですが、
食後にちょいと食べるには調度良いくらい。

寒天もブリュンとして、いい具合です。
えんどう豆は、潰れるくらい柔らかめに仕上げてありますね。

口直しのお水は風味イマイチです。

最後にお抹茶まで淹れてくれます。

なんか、チョコと合わせるのがオススメってことで、
サービスもいただきました。

お薄というか、お湯多めにたっぷりいただく仕上げです。

もしかしたら、この上にお住まいで、
完全に趣味のお店なのかなって感じもしました。

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