大滝町にできたタンメン屋さん。
カレーやバーガー、チーズケーキなど、
ヒネり出しご当地食を仕掛けまくる横須賀ですが、
次の弾はタンメンみたいですね。
タンメンと共に生きてきた横浜市民としてはやや複雑な心境ではありますが、
たくさんのおいしい野菜が穫れる横須賀のPRとして、
キャッチーな麺類で勝負してきた着眼はよろしいと思いますよ。
ただ、お店は商店街の外れの路地裏にあり、
表にちょいとのぼりを出すくらいでは、まず目立てない場所で心配です。
タンメンは地元生産者集団の野菜を一人前350g使うことと、
追浜「中華セブン」のそれを再現した平打ち麺が特徴とのこと。
厨房のお父さんは熟練な感じでしたが、
もしかしたら、セブンの人なのかもしれませんね。
店内には本日使用する野菜それぞれの生産者名も掲げられております。
メニューはタンメンと餃子とライスのみ。
値段はちょい高いなと思ったのですが、
なんと付き出しにミニミニサラダがついてきましたよ。
これは喜ぶべきか、差っ引くべきか、悩むとこかな。
和風バーニャカウダなドレッシングは「うれしたのし屋」のものらしく、
こってりとして、けっこう好きなお味です。
タンメンはおいしそうです。
この日のオススメ野菜は春キャベツと生きくらげということで、
きっと季節によって表情の異なるタンメンになるのでしょう。
野菜もたっぷり入って、ボリュームは十分。
ツルツルな平打ち麺も良い具合だと思います。
ただ、横浜貧民の感想としては、ちょっと上品すぎるかな。
野菜の味や風味を押さえつけないすっきりテイストで、
実際ベースのスープも今時のそれとしてはやや弱く感じます。
しかし、卓上に置かれた調味味噌をたっぷり入れることによって、
ややゲスい方向に改良されるので、初手からぶち込んでしまっても良いかもしれません。
あと引かすという意味では、もうちょいゲスくても良さそうです。
つって書いてるそばから、早々に閉店してしまったらしく残念です。
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