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本厚木の「第4回 かながわフードバトル inあつぎ」

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厚木中央公園でやっている「神奈川フードバトル」を覗いてきました。

県下のご当地B級グルメを集めたこのお祭り。

前回はBー1グランプリのプレイベントでもあったため、
めっちゃめちゃ盛況だったよね!!!

今回は嘘のようなガラ空き・・・
お客より係員のTシャツ姿のほうが目立つって・・・

しかし、Bー1グランプリの看板が消えただけで、
ここまで関心が離れてしまうものなのだろうか。

確かに県外の有名グルメが少なくなってしまったのは痛いが!
確かに県内勢のラインナップはろくでも無いのだが!

それにしても飛蝗のような現代人の消費様式は恐ろしものであると知らされたよ!

前回の経験からすんごい人出を見込んで、行列柵やらを厳重設置。
さらに誘導係の存在が入り口を塞ぐ関所のようになってしまっていて、
気軽に屋台や実際のフードを冷やかすことができないのがマズいとこ。

実際の悲惨な客数にあわせて、
どちらも早々に取っ払ったほうが良かったように思える。

お店の仕込み数やら売上やら、他人事ながら胃が痛くなってきたわ・・・

つーか、なんでシロコロ出ないんだよ?

気をとり直して、神奈川ご当地グルメの紹介ね。

まずは昨年の大和B級グルメ王となった
珍満の「大和名物 やわらかホルモン炒め」

柔らかになるまで煮込んだホルモンを玉ねぎと一緒に炒めたもの。

顎が疲れちゃうような心配はない一方、
脂やらコクやらもだいぶマイルドになっているので、
ヘビーなホルモンファンにとっては微妙かな。

ニンニクチップがアクセント。
これを丼にしたらおいしいかもね。

Y-1王座のハードルはやや低め設定だな。

魚っ香の「湘南しらすバーガー」は
しらすと野菜のかき揚げを具にしたバーガー。

30分以内に食べて欲しいとのことで、
どんな繊細なものなんだろうか買ってみてしまった。

しらす感はあまり強くないんだけど、
甘めのソースに辛しマヨという味付けがパンとの架け橋になっていて、
異色の天ぷらバーガーでも違和感はないの。

ちなみに天ぷら+ソース味は最近、気になる食べ方よ。

お客がおらず、揚げ置きがいくつかあったものの、
ちゃんと揚げたてで作ってくれたのは嬉しい対応。

お土産にするとかき揚げがべっとりしてしまうので、
やはり暖かくクリスプなうちに食べなくてはならないな。

伊勢原市商工会の「伊勢原豚ティーヤ」は
メディアでもちょいちょい目にする名前だよね。

味噌味の豚バラ炒めと生野菜を包んだもので、
これはこれで普通に食えるお味。

バーガーにせず、生地の薄い小麦粉トルティーヤを選んだことにより、
中身の具材をより際だたせる作戦は正解だと思うけど、
もう一工夫ないと心は踊らないわな。

神奈川県豆腐協会の「神奈川コロ揚げ」は良かったわ!

クラッシュしたお豆腐やアミエビなどを団子にして揚げたもので、
お豆腐屋さん達のまかない食を元に作ったものらしいよ。

カリッとした衣の中身は片栗っくにトロミがついていて、
食感も面白いし、お味もおいしかったの。

CPも高くて今回オススメの1品だわ。

桂台富士見通商店街浜コロの「海賊バーガーコロッケ」

横浜代表ということで買ってみた・・・
いや嘘、客引きの女子が初々しかったから買ってみたのだ!

全くブレイクしなかった件の「ガチコロ」にも参加していたらしく、
衣にいわし粉、具にタコやひじきの入った海賊コロッケをバーガーにしたもの。
ソースはホワイトとカレーの二種類選べた。

コロッケの他にカニとあさりとイカが挟んであるのだが、
これが半冷だったり、臭みがあったりで実に邪魔。

コロッケ自体のお味もイマイチ。

レンブラントホテル厚木の「あつぎトンフライ」は今回一番行列になっていたとこ。

もっとも単に供給スピードが遅かっただけなんだけど、
行列が行列を呼ぶ結果になったみたいだね。

醤油系の下味をつけた豚肉に衣をつけて揚げたもので、
細切りにして、スティック状にしたのが良いところだね。
気軽にひょいひょいつまめるのが魅力。

肉と油でポテトより背徳だけど、
デブ好みでビールのお共によさそうな1品よ。

オギノパンの「なつかしい給食あげパン」

前回のバトルにおいて、こいつが!よりによって!
神奈川県下ご当地B級グルメのNO.1に選ばれた時、

思わず、神は死んだ!と叫んだ諸氏も多かっただろう。
かく言う私も県民のKYっぷりに鼻毛を飛ばすほどの嘆息が吹き抜けたほど。

しかし、こうして食べてみると・・・イケる。

はるばる本厚木まで出張ってきて、
揚げパンが一番まともだったなんて結論に泣ける!

実のところ私は給食時代から揚げパンが好きではないのだけど、
こいつは苦手ポイントである油っぽさがないんだよ。

作りたてで暖かく、軽い食感、
パンの香りも甘くて、シンプルなお味もサイズも程よい。

投票のため、無駄に配られる箸で食べやすく串刺しにしたとこや、
客さばきをスムーズにするための工夫、価格、品質を含め、
非常に好感が持てる1品だったことを謹んでご報告したい。

横の行列に並びながら見ていたら、
複数本をお土産にしていく人が多く、人気が伺える。
それらの箸数を含めることができれば、今回もかなり支持を得そうだね。

前回2位の「てるてラーメン」とともに、
手頃で魅力的な屋台であることは確かなのかもしれん。

ちなみに今回のバトルの結果も揚げパンとラーメンのワンツーフィニッシュ。

オリジナルでもなければ、
神奈川県を全く感じさせないもんだけどな!

すでにバトルの目的は崩れているんだけどな!

なんだかなーー!

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