市民会館周辺で開催される恒例のお祭です。
久しぶりに覗いてみましたよ。
市内の工業や技能者の実演、畜産農産の販売、
音楽やライブ、奥様サークルの展示発表会、フリマ、
スポーツチームや企業の各種PRキャンペーンという、
市民祭りらしい市民祭りの内容であります。
規模としては、まぁそこそこで、
わざわざ遠方から駆けつけるほどではないかな。
でも、手作り感や地域色を保つという面では
テキ屋などを巻き込んで下手に肥大化するより、
このぐらいがちょうど良いような気がします。
もちろん食の屋台もありますよ!
地元のお店の出店がほとんどですが、
一番の目玉は姉妹都市松本市から駆けつけた
そば打ち名人が饗すそば茶屋です。
プラ皿で体裁はコンビニ食っぽいですが、
しゃっきりエッジが立ったお蕎麦はしっかり旨いですよ!
こちらは温かい山菜そば。
しなやかな口当たりでやっぱりおいしいです。
このコーナーは大行列になっていました。
さもありなん。
売り出してから、もう結構経つんじゃなかろうか?
藤沢炒麺であります。
ご当地B級グルメは大きく分けて、
料理自体の珍しさとご当地食材アピールの2つの要素があり、
市内産の小麦麺や野菜豚を使う藤沢炒麺は、後者にウェイトを置いた企画。
でも、例えば、具のキャベツが嬬恋産になると、
全く別のお味になるのかと問われると、
ぶっちゃけその差を誰も気が付かないんじゃなかろうか?
パッケージでもアピールしながら頑張ってますが、
逆に商品だけだと、単なる焦げた塩焼きそばでしか無いのが伸び悩みどころでしょう。
こちらはしらすが入った高座豚フランク。
シソで風味漬けされたフランク自体は、
ブリュンとしてとても旨いのですが、
しらすの存在感は全くありません。さっぱりありません。
数少ない湘南の名産品として、
しらすは様々なメニューとコラボしていますが、
そもそも繊細な味なので、ちょろりと散らす程度では埋没しがちなんだよな!
菓子組合はその場で焼いたどら焼きを販売。
焼きたての皮は表面サクッと香ばしく、ほんわり。
店売りのものとはまた違った魅力があって、おいしかったです。
日大の生産工は、実習で縁のある北海道から直送したホタテ焼き。
いくつかのむき身をビニールに入れて湯煎してから、鉄板で付け焼くという、
地味にアカデミックな調理法が大学っぽくていいですね。
うまみを逃すこと無く、ほどよく火が通って、柔らか。
これも見た目以上に旨かったですよ。
学生が作った畜産加工品も。
昆布や湘南ゴールドの入ったソーセージがご当地らしいですね。
基本通りに作った素直なお味です。
畜産会は牛や豚の試食販売。
薄切りを焼いて、件の味塩胡椒を振った
ごくごく単純なものなのですが、スゲーうめー!!!
改めてその実力を思い知らされました。
地産地消、上手く流通の仕組みができてほしいよな。
戸塚の「宝製菓」も出店してました。
スーパーの棚の下の方でたまに売ってるよね。
近年は工場でのアウトレット販売が人気みたいですが、
このアホみたいな物量の福袋が格安でした。
お味はまぁそこそこで、
つーか、食べきれないっすよ!!
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