フードコートに入る和食店。
それにしても立派なららぽ街ができましたね!病院やマンションなども含めた大規模開発が眩しいくらいです。
ただ、この手のショッピングモールは大きな工場が撤退した跡なんかにできますから、色んな意味で街の構造が変わってきているんだなと感じます。商業的にも駅前や商店街の息の根は止まるわけで、この先、七夕は誰がどうやって支えるのか、負けないでと坂井泉水さんも歌っていますよ。
さて、オープン当初、食分野の目玉となっていたのが、このお店の出店だったと記憶しています。本店はしんしゅく公園の向かいにある小さなお店なんだけど、まさかのミシュラン掲載で名を挙げました。
フードコートに入る関係で、丼をメインにする構成です。ただ、途中で、味変ジュレを入れて、出汁をかけるというトランスフォーメーションでもって、一風変わった部分を見せています。
とりあえず、一番安い、トロまぐろのおだしご膳にしてみました。ぶっちゃけ、もうちょい気が利いてるもんを想像していましたが、意外とありがちなフードコートご飯のルックスです。
マグロのそぼろはやや濃い味付けだけど、お味自体は悪くなく、普通にイケますね。これを半分ほど食べた後に、明太子の沈んだジュレを溶かして、ダシ茶漬けに。このジュレには強い調味はありませんが、ダシにも塩分が入っているので、ちょっと塩過剰となります。正直、一回試せば十分かなと。
なお、写真では分かりづらいですが、ご飯を傾斜に盛り付けて、視覚アピールをしています。とにかく、なにか一捻り仕掛けてやろうというミシュラン前のめりは感じられます。
ただ、もうちょい手頃値で、面白くなくても地に足の着いたもんを出してくれる方が嬉しいかな。平塚民は何度も通うわけだからね。
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