平和通りにある中華店。
名前とは、人々の儚い希望を宿したものであります。
多文化川崎にある、このピョンワ通りにも、戦後数多のドラマが生まれたのでしょうね!
さて、通りには皆さんの馴染み”日本一ずいま”の「天龍」が出店していますよ。
「天龍」というとガヤガヤした銀柳街店のイメージが強いですが、こちらは一応、本店格として、ちょっと小奇麗な中華料理店風になっており、高級役人どもの会食にも使えそうな雰囲気です。
お料理も本格中華を扱うのかと思いきや、その辺はあんま変わらず、値段も安価なままなのが、なんかズレているのですが、とりあえず、こっちに入れば落ち着いてお食事できる利点が大きいです。
まずは京浜文化食であるところのチャーメンをいただきますね。
川崎という概念が、煮詰まって、煮詰まって、ついに現実の肉体を宿したかのような、粗暴な破壊力。ソース味でも、醤油味でもない、化学調味料味という、新たな料理の提案されたようなトキメキ不整脈を感じます。
こちらはシンプルなチャーハンです。
シンプルというか、ろすっぽ味がついてねぇ!
ヤキソバのしょっぱさに対して、この両極端!らしいとこ!!
ラゾーナ以降は綺麗に整備されたイメージの川崎でありますが、この辺のユルさというか、ロクでもなさこそが本来の街の表情であって、下手に小洒落た料理を出されるより、かえってしっくり来ますよ。
炒めもベッタリしていて、イマイチ。
本店には天龍グループ選りすぐりのエリート料理人が詰めている的な感じでもなさそうです。
餃子は安い!
酢醤油の他に川崎ご当地で売り出している餃子味噌の小分けパックも置いてあります。
そして餃子味噌はあんまり合いません。
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