チッタデッラにできたエスプレッソ屋さん。
馬車道にあった人気店の移転先ね。
前のお店はデザイナーズに作り込んであって、
雰囲気もよかったし、評判も上々だったはずなんだけど、
どういうわけか早々閉店してしまい、もったいなかったよね。
次は、赤坂、六本木あたりに成り上がるのかと思ったら、
落ち着いた場所はまさかの川崎!しかも、エセイタリアの中とは予想しなかったぜ。
お店は決してゆっくりはできないカウンターと、
冬にはつらいオープン席がメイン。
前とはうって変わったファストな体制です。
週末の午後はそこそこの客入り。
兄貴達も手一杯らしく、
対応はちょっと気が効かない感じでもありました。
手前のアフォガードはアイスの種類が選べます。
ミルク、チョコ、季節替わりの3種で、これは秋のマロン味。
チープな体裁ですが、お味はとても美味しいですね。
エスプレッソがウリというのはわかっているのですが、
瞬殺で飲みきってしまうのが、なんかちょっと物足りないような気がしませんか?
よほどの気取り屋でない限り、素面であの文化を体現するのは無理じゃん?
私なぞは休憩タイムを保つために、わざわざミルクで埋めたカプチーノあたりを、
好きでもないのに頼んでしまうのがいつものパターンですわ。
その点、アフォガードというメニューは十分な時間稼ぎになりますし、
このお店のエスプレッソの高級チョコ並みなマッタリ感を楽しめると共に、
冷たい食感との対比、そして、デブに必須な糖分補給をも実現してしまう
もってこいなメニューだと思います。
このお店でしか味わえない!という触れ込みの
スプリッツアーはエスプレッソの炭酸割。
ありましたねぇ、ネスカフェやらサンガリアやら。
新味をうたうだけで、決して、市場が振り向かない商品!
そして、結果はわかりきっているのにもかかわらず、
ついつい手を出してしまいがちな学習しないお客!!私だ!
元々のエスプレッソがおいしく淹れてあるので、ギリで残せず飲める感じです。
おそらくコーヒーソーダの世界ではかなり健闘している一品と言えましょう。
ビターでシャキっとしそうな後味ではありますが、
炭酸水独特の舌に残るマッタリ感が、やはり苦手です。
移転後も相変わらず、おいしい物を出しているのはわかりました。
ただ、ここはあまたの飲食店が夢を散らした場所だし、
主にジャリ共がたむろっているとこなので、
なんとなくアンマッチな気もします。
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