駅から海岸へ下る道にある独立系回転寿司店。
いかにも三浦らしい、くたびれの漂うお店です。
普通なら暖簾をくぐる気にはなれない体裁なんだけど、これがなかなかどうしてな人気店で、お花見などには長い行列が出来ておるのを見かけます。この週末もやはり、ほぼ満席の賑わいでした。
だいぶ古びた環境に、店員たちのやたら気合いをいれた声が、うっとおしく響いております。
店内はやや手狭で、設備を更新できなかったのか、廻転寿司なのに、お寿司はもはや回っていない衝撃!
一番人気の地魚ランチです。
この日は平目、鰆、石鯛、真鯵、平政という内容で、ちゃんと地っぽいものもあるし、安いのにネタは決して悪くないのよ。
ただ、シャリがね。とってもチープで、もはやこの上に何が乗っても魅力は感じないんだよな。もったいないと思います。昨今は回転寿司だって、近代化されておいしいからな。
汁もアラがたっぷりなんだけど、安易な出汁で台無しになってる気がするし。
すでに回転寿司でもないし、普通のお寿司屋さんとして見るとだいぶ評価が変わっちゃうんじゃないかな。
セットの10貫は、デブにはやや食い足りなく、お好みでもう一声足せる地物3貫盛り的なメニューが充実すると良いなと思います。
とりあえず、土地柄、マグロを食わなきゃ浦賀水道に沈められかねない空気なので、カマトロとメトイカを単品追加です。
カマトロはおいしかったけど、もう1/4歩の解凍があればな。
コメント一覧
回転寿司というワードは、寿司を回転させるのが目的ではなく、客の精神的な入店ハードルをさげて客を回転させる意味がある、と。
ある大将に教わりました。
日本語ってムズカチー。
>みうけんさん
なるほど、たしかにそういう側面はあるかも。
ジョイナスの活も回らない形になりましたし、パネル注文が主流になって以降は回転寿司のあり様も変わってきているかもしれませんね。