三崎港にはいくつかの古い商店街があるんだけど、
観光客の恩恵を受けられるような部分はなくて、寂れた感じ。
その分、ひなびた港街の風情があって良いんだわ。
ひなびた・・・というかカラッカラに塩干されちゃった感じだけどな!
そんあ商店街で去年から夏夜を彩るお祭が開かれるようになったそうな。
名物のマグロを使ったB級グルメも勢ぞろいするってことなので、
一度は様子を覗いてみなきゃね!
まだ2回目ってこともあって、認知度もまだまだなのかな?
この後、人出も増えてきたんだけど、
田舎の夏祭りに毛が生えたくらいの混雑なので、
比較的、ゆったりとお祭りを楽しむことが出来たよ。
それでも、普段の商店街に比べると夢のような盛況ぶり!
各所に大漁旗やランプが飾られていて、雰囲気も良いわ。
商店街のお店や町の人も総出で盛り上げてる感じがして、
こりゃとてもいいお祭りじゃないか。
まずは一番人気だった「くろば亭」のマグロスペアリブ。
例のタコオヤジが自ら焼いてて、この屋台だけは大行列ができていたわ。
中落ちをとるような部分かな?
骨の周りの肉をこそげながらいただくの。
一味のきいた甘辛ダレで、マグロというより焼き鳥の正肉みたいな感じ。
中には脂のトロンとしたのも混じってたりで、おいしいし、面白いわ。
「紀の代」でチビッコが売っていたマグロの皮ポン。
まぐろの皮自体もあまり見ないけど、こんな風に食べるのか!
ふぐ皮ポンをもっと肉厚にした感じ。
軟骨のような歯ごたえを想像して欲しい
やや魚っぽい匂いがあるけど、もみじおろしやポン酢をよく混ぜていただくと、
コクがじんわりにじんできて旨いわ。こりゃ日本酒だね。
「港楽亭」のまぐろじゃんじゃん麺。
肉の代わりにマグロで作った甘味噌と麺をよく混ぜていただくの。
いかにもマグロのメニューをいただきましたってインパクトのあるお味。
これもなかなかおいしいよ。
前はマグロラー油をお好みかけてって言われたけど、今回は別売り?
やっぱ臭み消しと引き締めのため、ラー油が入るとさらに旨くなると思うな。
「ちりとてちん」のあんみつ。
シンプルなものですが、きなこをかけるのはちょっと変わってるよね。
寒天の天草はお隣りの城ヶ島産なんだそうよ。地場の食材!!
三浦社協のみさきまぐろカツバーガー。
マグロ版フィレオフィッシュみたいなイメージね。
写真だとタルタルが激盛りだったんだけど、実際は普通かな。
粗めの衣で冷めてもカリッとした食感だし、胡椒が効いてアクセントになってますよ。
うん、わるくない出来ですな。
「たっしゃ」のまぐろ串焼き。
一見、牛肉みたいだよね。
なんでもエラのあたりの肉を使っているってことで、
これも普通のまぐろ肉よりも複雑な風味。
脂も乗っててイケますわ。
「三浦そだち」のづけ握り。
正直、見た目はパッとしないなぁなんて思っていたのですが、
この漬けはおいしかった!さすが寿司屋だわ!
まぐろ丼は他にもたくさん出ていたんだけど、づけものが多かったかな。
食べ歩くなら、こいつをちょいとつまむのがオススメ。
「おお田」にはいろんな地魚料理パックが出てて、
目移りしちゃったんだけど、すでにお腹いっぱいになりかけていて・・・
前から食べてみたかったアカモクのお味噌汁をいただいた。
茹でて刻んだアカモクに赤だしを注いだもの。
粘りがあって繊細なメカブを食べてる感じよ。
これならご飯にかけてもおいしそう。
今度、お店で売ってたら、アカモクも買わなきゃ。
「牡丹」のミニまぐろラーメン。
最近、三崎のまぐろラーメンて企画が立ち上がっているらしく、
これも一度食べてみたかったんだよね!
塩ベースのあっさりラーメンにまぐろの漬けが乗ったもの。
キワモノっぽいんだけど、このしゃぶしゃぶ形式は悪くないぜ!
まぐろのづけもほのかに中華風な味付けになっていて、
ラーメンと違和感なく、マッチしてるから面白いわ!
スープも麺もいい具合でおいしかったよ。、
そうね、まぐろスーップッぽさが分かりやすいとなお観光的かな。
ちなみに食べ物はまだまだ目立ったものの3分の1もご紹介できてないの。
お値段も総じて手頃な水準に抑えられているので、
いろいろつまみ食いを楽しむことができるんじゃないかな?
唯一、駐車場のキャパが心配なんだけど、
横浜からなら京急の三浦1DAY切符を使って、
遊び場を回った後で寄るのもいいかもね。
来年も覗いてみたいな!
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