錦通りにある和ダイニング。
宮ノ下にある「森メシ」の支店みたいです。
駅伝の影響で駅前の飲食店はどこも大混雑。
とりあえず、行列の見えないこちらへ滑り込んだ次第ですよ。
ご覧の通り、構えはパッとしませんが、中に入ってみてビックリ。
思ったよりもずっと広くて、むき出しコンクリに木材を合わせた小田原らしからぬカッコイイお店だったの。
実際、ジジババ中心の駅伝ファンとはちょい違う意識高そうな若者でほぼ満席でありました。
我々がすっと入れたのは運が良かったからだね。
お昼のメニューは小田原らしい海のものもありますが、どちらかというと綾瀬豚を使ったとんかつや手打ちうどんがメインになっているようです。
お姉さんの対応は丁寧だし、席もゆったり使わせてくれて、助かったよ。
まずはお姉さんオススメの寿雀卵だし巻き卵。
表面はやや固く、おダシたっぷり、みりんもたっぷり。
味わいとしては、割烹よりも家庭のそれに近い気さくさがあります。
ランチで一番出るのはとんかつ定食のようで、ロースの220gを頼みました。
この値段にしては立派なサイズでボリューム満点!
お肉にもこだわりがあるようで、実際、おいしいと思います。
ただ、衣がバキバキなのが、もったいない!
素材は良いのですが、揚げ技術という部分ではやや劣るかなという印象です。
看板のあじ彩丼のハーフサイズと手打ちうどんのセット。
あじ彩丼はご当地のアジを使い、品名通りの鮮やかな丼になっていますね。柴漬けでさっぱりと臭みも消しつつ、賽の目に切ったきゅうりや大根のシャキシャキした歯ざわりも楽しいです。
これはなかなか技アリの一品だと思います。
細丸いうどんはつゆが特徴ある感じかな。
うどん自体はまぁそうでもないので、丼単品で頼んだ方が良いかもです。
駅ビルや地下街が新しくなって、だいぶマシにもなりましたが、選択肢の少ない駅前においては貴重な候補となるお店だと思いましたよ。
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