栄町にある古き和菓子屋さん。
駅からはちょっと歩く場所。以前、散歩中に目に入って、気になっていたお店です。
店内は薄暗く、サンプルも干からびてる感じで、ちょっととっつきにくいかもね。声をかけると奥から話好きな爺さんが出てきて優しく対応してくれました。
ご覧のように人通りは皆無だし、爺さんは相当高齢だから、半ば引退でほそぼそやってるのかと思いきや、棚のお菓子は意外と数を並べているのですよ。
やや繊細さに失っているものの、それっぽい上生菓子を作っていたり、使い込んだ打ち菓子の木型がいろいろ展示してあったり、 きっと往年はならしたんだろうなぁという部分も垣間見えるのです。
お店の一番人気は大福なんだって。
近所の婆さんたちもポツポツ買いに来ていますね。
やや小ぶりながらも価格が安い。ただ、昔風のお餅皮なので、夕方には固くなっちゃいます。これはすぐに食べちゃうのがいいと思います。
素朴なおまんじゅうはほんのり不穏な色も見えましたが、それっぽい大ぶり。ただ、お菓子はどのくらいのペースで回転しているのかよく分からないので、塩釜のようにそれなりに日持ちしそうな類を狙うのが賢明かもしれません。
あと、会計がちょっとアレだったかな。 元が安価だから全然いいんだけど。
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