小田原の駅弁といえば、ご存知「東華軒」よね!
この日、沼津「桃中軒」でお弁当買って帰ろうと思ったら、コロナで駅の売店が休業中でさ。
そんならばということで、小田原に途中下車した次第なのです。
購入したのは明治からの定番商品である、鯛めしとアジの押寿司です。
まずは鯛めし。
思えば、でんぶ自体のありがたみは、トトロ映画の時代までなんだよね。我々世代はすでにピンとこないと思いますよ。日常の食卓で出会う機会はほぼ無く、ピンクな彩り要因として、時折ベタのお寿司に散らされているくらいかと。
これは原色だから、さらに地味。もっぱら、おばあちゃんの食い物よね。少なくとも、旅路で駅弁の蓋を開けた時のわぁーっていうトキメキはありませぬ。
でもさ、こうして、たまに食べると、じんわり染みてくる味で良いんだわ~
これはこれで、やはり長く残ってほしいお弁当なのですよ。わさび漬け、練り物、アサリの佃煮なども、ちゃんとご当地っぽいし、良き哉。
アジの押寿司は、浜っ子的に「大船軒」のそれがデフォルトとなりますが、あっちはやや酢がきつすぎるきらいがあり、お味は塩っぽくアジのお味がじゅわっと残っている「東華軒」の方がずっと好みです。しその葉巻の口直しも気が利いてるしね。
コメント一覧
真鶴出身ですが、昔は真鶴駅にも売ってたな~
>匿名さん
真鶴出身に憧れます。