久々の横須賀です。
上町のあたりを歩いていると、やけに日差しが眩しく降ってきてさ。
なんだか様子が違うなと思ったら、そうかぁ、商店街のアーケードが撤去されてたのか。
たしかにお店がロクに営業してない状況では負担にしかならないので、今のうちに手を打っておくのは正しいこと。でも、それは商店街としての終了宣言でもありますよ。
以後はだいぶ寂しい街並みになっちゃうんだよなぁ。

そんな上町の路地に、宿題店がありました。
コロナ前にマップを見てて、気になったお店なんだけど、ご当地らしからぬ、本格派の気配でさ。
こうして実際に店頭に至っても、え? ここが? まぢ? ここで? みたいな疑問符が、頭の上に飛び出してしまうような不思議なお店なのです。
お姉さんが一人で切り盛りする小さな空間。店頭では、すげーうまそうな各種焼き菓子の他、若干の雑貨類も販売されております。
店内はフレンチカントリー風で、ハープにのせたメローな外国人女性の歌声が流れる中、先客のマダムが一人静かにランチを嗜むようなしっとりした雰囲気でした。
つまり、私は場違い。

座席は若干ながら、イートインが可能です。
ケーキは見るからにどれもおいしそうで、激しく迷いつつ、洋梨のタルトをいただきました。
なんとも甘香ばしいタルトなのよ。ワイン煮の洋梨、カスタード、周囲に砕いたクロッカン。見た目を裏切らないめちゃおいしいお菓子でした。
こうなると逆に心配よ。必ずしも収益を目当てにしない趣味色の強い営業だとすると、気まぐれに始めて、あっさり閉じちゃう的なパティーンもあるしさ。
これならば、月代わりのランチも間違いないクオリティでしょう。店頭のイングリッシュマフィンの焦げ感もたまらんし。絶対、再訪しなきゃな!
いや、横須賀、どうしちゃたんだ!? ここ数年来ないうちにスイーツ偏差値上がり過ぎでは?
コメント一覧
イングリッシュマフィン絶品です!
>匿名さん
やはり!