蒲田八幡の近くにある中華店。
たしか、中国残留日本人孤児の方が帰国後に頑張って開いたお店だったよね。
前はごくごくカマタな町中華の体裁でしたが、
リニューアルしたらしく、だいぶ小綺麗になっておりました。
蒲田といえば餃子、それもパリッと羽根がつけた独特のスタイルのものが有名ですね。
その元祖がこちらのお店なんだよ。
本場中国の味をということで始められたらしいのですが、餃子に関してはやっぱしオリジナルだったようで、店主が育った大連の焼饅頭をヒントに工夫されたのだと聞いたことがあります。
その後、店主の親戚が独立したのが「歓迎」「金春」「春香園」。
これら羽根餃子を売りにする蒲田の中華店は、どこも成功しており、順調に支店を展開しているようですよ。
「你好」もすぐ近くに別館や宴会用の大飯店、JRの西口に恵馨閣と、蒲田だけでも4店を展開するようになりました。
まずは名物から。
まぁ、見事な焼き上がりであります!そして安い!
カリッと齧ると、ジュワっと肉汁あふれるギミックも仕込まれ、もうサイコーです!!
他店と比べ、比較的実直なお味を残しているのかなとも感じます。
ツルンとしたエビゆで餃子もイケます。
やっぱ、皮が薄くてカピカピじゃないとこの餃子は旨いです。
牛肉とエリンギ炒め。
ランチの定食にオプションで焼餃子もつけることができるのです!
油淋鶏は開いた薄揚げが二枚。
お料理は、ごくごくレギュラーな中国人中華のお味。
餃子がおいしいのに、なんでお料理はこの安い水準でとどまってしまうのか!
そこらへんが蒲田中華、最大の残念といってもいいかもしれません。
やっぱ、お店の規模が拡張していくに際して、調理人はたくさん必要だということなんでしょうね。
家族経営の限界ということかもしれません。
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