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恵比寿の「ウェスティンホテル東京 / ザ・テラス」でディナービュッフェ

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1階にあるダイニング。

広告モニターに当たったので、ノコノコ出かけていったんだわ。

つっても、招待は一人分・・・

もちろん、いい歳こいて、一人で食事をとることに、全く抵抗はありませんとも。

しかし、ビュッフェだけは別!
この世の食卓にデブの一人ビュッフェほど、悲壮なものはない。
他席から浴びせられる哀れみと軽蔑の入り混じった視線に耐えられないもん!

そんな訳で、仕方なく連れを引きずっていったのです。
ちなみに週末の夜料金は超高ぇからな!

さすがにゴージャスな雰囲気でもありますが、
20年を経たほつれも見えないことはない環境です。

ドレスコードもある割にかなりラフな印象。
まぁ、夏のバケーション中だからな!

客層はほとんど宿泊者とか、
ホテル利用の方々なんじゃなかろうか?

ビュッフェを目当てにやってきたお客は少なそうで、
そのあたり、こういうプロモーションの必要性も分かる気がします。

まずは前菜なんだけど、正直に言っちゃうと貧弱。

サラダバーなんかも当然ついているし、
ちょうど、ひと通り食べ回りやすい品数でもあるんだけど、

お客がはじめに見る場所として、
うわーーーっていう驚きとキラメキがほしい部分でしょ。

あと、机の上にやたらカトラリーをならべている割に、
グラス前菜用のスプーンははるばるデザートコーナーまで探しに行かなきゃいけない不便。
細かなところに目が行き届いてないのかなと思いました。

ビュッフェの主役はローストビーフであります。

目の前で肉汁をにじませながらのカッティング!
お肉もちゃんと柔らかいし、文句なくおいしいですよ。

ただ、こういうのはどこのホテルでも出してるもんだし、
ウェスティンビュッフェの顔とは成り得ない品でもあります。

同じビーフでも、ブランド牛でハッタリ効かせたり、
あるいは厚切りプライムリブにしたり、なんか楽しみが必要かもね。

その点、奥にチラッと写ってるコンソメスープなんかは地味に良かったです。

温菜はこんな感じ。

種類はもう一皿分あるのですが、
ご覧の通り、パッとしないものが並んでいました。
カレーはおいしかったけどね。

このカテゴリーがおいしいビュッフェってそう無いかもしれないので、
やっぱ、前菜に力を入れて欲しいですね。

肉リピート。

すでに、なにに絞るべきかは明確なのですが、
オヤジの老いた胃は早々に限界を迎えてしまうのです・・・

もうね、バイキングは引退だよね。

デザートはなかなか良かったですね!

種類も豊富で、お味もほんのり上質で楽しめました。
このビュッフェの真のメインはデザートかもしれませんよ。

もちろん体裁は立派に整っていますが、
他のホテルバイキングと比べられた際に、その中で輝くかどうか。

オープンキッチンではありますが、
出来たての実演料理も少なく、特にサプライズもありません。

お味のクオリティも突出しているわけではないので、
正直、このお値段とは吊り合わないかなって印象です。

各種割引プランを目一杯使わないと、ちょっとなぁ。

帰りにケーキをお土産に買ってきました。

どれもかなり大ぶりで、
果物を大胆に使ったパンチあるルックス。

お味もまずまずだし、ハッタリも効くんじゃなかろうか。

まぁ、横浜のホテルバイキングもそんなに悪いレベルじゃないのかもねって感想です。

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