芸大の先にある和菓子屋さん。
ここって大阪のお店だったのか!
サイト見て初めて知ったわ。
極上の文化が薫る上野公園ですが、
はるばる博物館や美術館に遊びに来ても、
これといったお土産が思い浮かばないんだよね。
もちろん、この場合の土産とは食べ物のことなんだけどさ!
ありそで、ないんだよな。
強いて挙げれば、こちらかなと思います。
ちょっと歩くんだけど。
枝垂れ柳が目印の雰囲気ある店頭。
今日もジジババが入れ替わり立ち替わりで賑わっています。
店内では抹茶と好みのお菓子で一息つくことも可能。
お姉さんの対応も気持ちいいです。
こちらは季節の生菓子かぼちゃ。
そして柿。
このリアルな造形を見てください!
アキバのガチャポンで出てきたフィギュアかと!
お和菓子において、風物を描く場合、
あくまでモチーフとして用いることが多く、
そのままズバリを再現する美学は独特だと思うの。
お味も良いのですよ。
例えばかぼちゃは、かぼちゃを使うこだわりようですが、
素材の持ち味を覆いつくさない適加減です。
ただ、どうせなら余計な紙の台は外して欲しいかな。
あと、抹茶はもう一歩ほしいとこ。
持ち帰りは定番の二品。
野菜や果物の砂糖漬け五智果は内容違いで3タイプあり、
こちらは無花果、洋梨、蓮根、オレンジ、蕗の赤箱。
やはり、素材それぞれの風味や食感を上手いこと残してあり、
一段リッチな仕上がり。どんなお茶にも合いそうです。
小鯛焼もやはりエッジが綺麗に決まった美フォルム。
甘く香ばしい薄皮はむっちり。
たっぷり詰まった餡こは豆の風味を感じる、
良い意味で綺麗すぎない仕上がりで
大衆菓としての鯛焼きを再現しています。
サイズはカワイイのですが、
一匹で十分な食べごたえがあり。
おめで大漁ということで、
ちょっとした差し上げ物にも良さそうですね。
ここはなかなか良いお店だと思います。
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