園内にある茶屋です。
今年は、ホタルの夕べに行ってみるべ、ということで、タクシーをぶっ飛ばしてやってきました三渓園です。さすがハマの金持ちの住まうエリアであります。山向うにあるの貧民街の我が家からは遠いんだよ!!色んな意味でな!
この日は催しの最終日だったこともあり、園内は「ボク、初めてホタルを見るよ」っていうようなお子さん連れ等で大変混雑しておりました。鑑賞も長いチューチュートレインに連なるような形になりましたが、思いの外、ホタルは飛んでいて、新緑の風情を楽しめましたよ。
帰りにどっかでおいしいものを食べて帰るつもりでいたのですが、それも面倒になって、手近でやっつけることになりました。
ここ「待春軒」は 園内にいくつかあるお茶屋さんの一つです。
おそばやうどんをメインに和食弁当や定番甘味等も供されていますが、名物はやはり原三渓考案という、三渓そばですね。
久々にいただきますが、なかなか面白いんですよ。甘辛なひき肉あんかけと彩りを小麦麺の上にかけ、混ぜ混ぜして食べる和風の和えそばです。
ただ、こちらのものは麺がグダった茹で置きだったり、餡がチープだったり、仕上がりは安っぽいの。ボリュームも軽く、軽食感覚でいただけますね。
お料理としては悪くはないのよ。しいたけやたけのこの入った餡はほんのり中華を漂わせる風味だし、若干の酢が入っているので、どことなく、ちらし寿司のような味わいにもなっていたり、様々な文化が折衷する横浜らしい品に思えます。
知る限りでは 「隣花苑」かこちらのお店でしか食べられないのは残念だよな。 お味もアリだし、この品が本牧や中区ローカルの中で、一定の広がりをみせてもよかったように思えるのですが、そういうのがないとこも横浜らしいなと感じます。
なお、添えられるのは昆布茶で、出される際に、汁と間違ってかけないよう言われますが、麺がアレなので、若干かけて湿り気を加えてもいいかもよ。
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ホタルを愛でるとは、優雅ですね