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中山の「菌カフェ753」で自家製しょうゆのシフォンケーキ

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中山町にある発酵カフェ。

県道109号を越えた住宅街に、なにやら変わったお店があるなとブックマークしていたのです。

この日、用事ついでにお茶しようと訪れてみたら、一角には他にも古民家を改装したシェアスペースやギャラリー、イベントスペース等が点在しており、なんだか中山らしからぬ気配だったのよ。

どうやら「753プロジェクト」という、まちづくりの動きがあるようで、こちらはその中核を担うお店だったようです。

数人のお姉さん達で運営。店内には古い民具や自家製酵母などの瓶がならび、なかなか雰囲気のある環境なのですよ。

地域にもすっかり定着しているようで、お昼時は腐女子達で大変賑わっていたのにも驚きました。

地場野菜や発酵食品をテーマにしたお店で、健康意識は否応なく高め。

生姜や漢方素材の入る季節の薬膳甘酒は、ゴマダレ色でほの香ばしさがあるけど、デブを甘やかさないお味です。

やはり、この路線は意識を高めすぎて突き抜けちゃった方々を引き寄せてしまうらしく、隣席では反ワクチン、ニセ医学からの陰謀論的話題で、お話が大変盛り上がっており、向かい側のカップルと「やっべぇな」とアイコンタクトを交わしつつ、聞き耳立てざるを得ない状況よ。

フラットアースか! そんでもって今まさに上空で宇宙戦争が行われている最中ならば、お前ら呑気にカフェで飯食ってる場合じゃねーだろといらぬ心配をしちゃうのです。

どう折り合いをつけて生活しているのか。

自家製にじいろ醤油を使ったシフォンケーキは、発酵バナナのジャム添え。

ほんのりな香ばしさと、穏やかな甘味、僅かな塩分。ちょい冷やし過ぎな状態ではありましたが、シフォンとしてはふんわりいただけました。

野菜を中心とした自然食のランチも面白そうだし、突き抜けてない人でも楽しめそうですね。

常識や理性のベースが大きく異なる人間であっても、同じ店で同じくお茶をすることができている現代日本。平和でのどかな昼下がりでした。

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