サクラスの裏手にある和菓子屋さん。
あんころりんさんとこで初めて知ったお店です。
戸塚はそこそこ通った街なので、
だいぶ知った気になっていましたが、
いやいや、まだまだ甘かったようです。和菓子だけに。
お店はルートワン商店街の日陰にあって、
あんまり目立たないロケーション。
何も知らずに通りがかって、
電気もついてないこの店内を覗く気になるかどうか・・・
きっと万事承知のご近所さん相手の商売なのでしょう。
そして、ご近所さんは実に幸せだと思います。
実際にお菓子ケースを見てみると、
どれもこれも美味しそうで、なかなか選びきれず、
すっかり不審者の挙動になってしまいましたよ!
一口サイズのミニどら3種。この幸福感!
分量的には餡が圧倒的なんですが、
薄皮が甘香ばしく主張して、負けてませんよ。
お店の看板にはワンマン最中の「吉田屋支店」とあり、
元々は暖簾分けなんでしょうね。
ただ、お菓子はだいぶ違うんじゃないかと思います。
こっちのどら焼きはアンズジャムが合わせてあります。
カステラロール的な甘酸っぱい風味で、
全く違和感がないどころか、白あんと調和して
食べごたえをブーストしていますよ。
大福は豆、草、胡桃の3つを買いましたが、
そもそもお餅がムッチリ美味しいです。ちゃんとしています。
また、餅の厚みやアンコの具合がそれぞれ異なっており、
それぞれがバラエティ豊かに楽しめるじゃない!
萩の舞ははザ・小倉といった感じの蒸し羊羹。
お豆っぽさの裏側として若干のエグみも感じますが、
甘み抑え目で、ガッツリ厚切りにして食べられますよ。
まぁ、私なぞが四の五の言わずとも、
お菓子の姿でわかるんじゃないでしょうか。
まさに隠れた名店!
私も戸塚に来る度、通いたいと思います。
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