仲通りにできたカフェ。
コーヒーハンター氏のやってるお店だね。
なかなかカッコいいお店が出来ました。
諸事、東京の数段落ちとなってしまう
我が横浜に置いては、貴重な存在といえるでしょうね。
1Fは例のシャンパン瓶に恭しく詰められたクソ高いコーヒー豆に、
普及版と言いつつ、やっぱし高いペットボトル詰豆にタルトの販売。
2Fに上がっていくとカフェになっていますよ。
モダンに南国っぽい木々を取り入れたスタイリッシュ。
スペースはそれほど大きくはないので、
2人卓をメインに、大テーブルで人数調整する感じかな。
この日はオープンしたてで大盛況でした。
メニューはコーヒーとタルトの他に、若干の軽食も出すみたいです。
コロンビアのビーフスープってのが気になったわ。
主力はコーヒーとタルトのセットでしょう。
予め、8種類のタルトにそれぞれ相性の良い豆をカップリングしてあるのです。
あれですよ、まりあーじゅってやつですよ。
コーヒーに関しては、私の好みよりはちょいライトな感じ。
どれもやわらかな口当たりで、ガッツリ個性を主張してきませんが、
それでも広がりのある多層的な味わいを楽しめます。
グループで行って飲み比べてみると面白いよ。
あ、ちゃんと違うんだなってのが分かりますね。
ただ、どっちの印象が残るかというと
主役はタルトで、それを邪魔しない味わいなのかな。
バタバタせず、もうちょっい安定してくると違うのかもね。
実は一番のお目当てはコーヒーでなく、
このタルトの方だったりするのです。
なんと、京都「ミディ・アプレミディ」のそれ。
ミカフェートのお菓子は有名なパティシエとコラボしてるのですが、
まさか地元のお店に津田さんのお菓子がやってくるとは!
むしろ「サンキャトルヴァン」の復活って感じですね。
私は基本的にタルトが嫌いなんですよ。
味気ない台の上にクリーム乗せて、フルーツ飾る感じのやつが。
食べづらいし、水っぽいし、旨くないじゃん!
でも、こちらのタルトは全然違うから!
サクサクの心地良い食感と、しっとりとした部分とが両立して、
風味も香ばしいし、もちろん味も美味しいのです。ほんと大好き。
特にラムレーズンのクリームにドライフルーツがたっぷり乗った
おばあちゃまのタルトが食べごたえありです。
白あんが入ってるという五色豆のタルトは、
京都っぽいキャラ立ちに留まらず、タルトとしてきっちり美味しいのが流石です。
和と洋がうまいこと融合した他ではなかなかテイストで、超オススメ。
でも、一点。
タルトを手つかみ食いさせる作法だけは、いただけないところです。
気さくなお茶の間風景ってのは、自宅の中だけでいいのかなと。
どうしてもポロポロしちゃうから!紙食べがちだから!
ともあれ、気取っている割に値段は思ったほどは高くなく、
元町ショッピングの休憩所として、普通の重宝できる感じです。
お店のお姉さん型も美人で対応良かったです。
お土産にも買ってきちゃいました。
もっとも3種類しか残ってなかったんだけどな。
奥にオーブンが見えたから、
タルトはここで焼いてるんじゃなかろうか?
入った時に「あー、タルト残ってねぇ」って、
がっかりしたのですが、下のケースに在庫が無くても、
カフェの方を優先して残してあったみたいです。
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