代官坂通りの外れに出来た食パンカフェ。
大阪発のチェーン店なんだそうな。
近年、大流行している高級食パン専門店商法。
個人的にはほんのりリッチな食パンのために、あんなに行列しなくてもいいのになって思うのよ。
でも、ルーチンで消費しているような日常食品のありがたさに改めて脚光を当てることとか、庶民の手が届く程度の贅沢や、特別感がちょうど良き加減なんでしょうね。
それにしても類似店がだいぶ増えてきましたから、市場は飽和状態と言っても良いかもしれません。
こちらのようにカフェを併設して、リッチな食パンをリッチに食わす式でやるのもいいかもね。
お店は短命に終わってしまった元パステルの人のケーキ店だった場所。脇道の奥なので、大通りには全くアピールしませんが、お店自体は感じ良く改装されております。お客さんもそこそこ入っている様子でした。
新店ではありますが、すでに実績有りのお店なので、諸々熟れておりますよ。
メニューにはいろんなもんを乗せたトーストがならびます。とっつき、どんなもんじゃいということで、今回はバタートーストにしてみましたよ。
厚切りにされたパンは、サックリほどよく焼かれており、ふんわりしっとり。最後わずかにクチに残る気もしますが、まずまずです。
何より嬉しいのは、蜂蜜がかけ放題なとこよ!!!
でも、こういう時に、必要以上にドブがけできないとこ、自分で洗うわけでもないの、木皿にこびりつかないよう、チマチマ慎重に蜜を垂らしていくようなとこ。我ながら、漢として致命的な器の小ささと貧乏性をしみじみ感じるのであります。
カプチーノはわりと攻めたお味でした。
元町は老舗を含めたパン屋さんの点在エリアなのでで、改めてそこに食い込んでいくのは、容易ではありませんね。ここで食べて、更にパンを買っていこうとも思えないわけですが、ウリも明確ですし、比較的手頃に使えるカフェとしては、まぁアリかなと感じます。
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