西門通りにできた台湾からあげのお店。
中国クレープである ”煎餅” を商う「煎餅侠」の看板が変わっておりました。
ちょうど注目され始めた矢先に、新型コロナの騒動でぽしゃってしまって運が悪かったよね。
新たに扱う鶏排は中華街にも先行しているお店がいくつかあるのだけれど、わかりやすいインパクトがあるからな。再出発の看板として、こちらの方にかけたのでしょう。早速の支店なのか、大通りにも同じ体裁の屋台が出ていたから、逆に攻めていく作戦なのかもね。
ちなみに煎餅メニューも変わらず健在なので、興味ある方はどうぞ。
脆皮って部分が気になりました。
お料理としては大きな振れ幅は無さそうなので、衣の食感が一つの個性になるのかもしれませんね。「橫濱炸鶏排」のフライドチキン的なザクザクに対し、こちらの衣は水溶きのものにくぐらせたような均一な感じでカリジュワです。タイプとしては閉店してしまった「いく田」のものに近いかも。
お肉は胸肉を伸ばしたものかな。パッさりせず、肉汁がじんわり滲むジューシィに揚がっていますよ。
お味はオリジナルスパイス味と甘梅の2種類で、これは前者。お兄さんは辛いって言ってたけど、パプリカ等の入ったエス二ック風で、それほどでもなかったです。むしろ、衣のせいか、全般的にほんのり甘みを感じる仕上がりです。
しかし、鶏一枚を豪快に揚げて、熱々にかぶりつけるカロリーの正義に敵うものはありませんなぁ。
定食のメインだけ食っちゃうような贅沢でもあり、デブ大喜びの軽食であることは間違いありません。軽食つっても、体重同様ぜんぜん軽くは無いけどさ。
難点は、一枚でだいぶ腹がふくれちゃうとこでしょう。お食事予定の方は、駆けつけで、こっから攻めない方がいいと思いますよ。
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