コロナの影響で宅配やテイクアウトの需要が高まる昨今、飲食店も試行錯誤をしていると思います。
単にいつもの一皿をパックに詰めれば済む話ではありませんよね。店内飲食の状態からはあらゆる点で劣化してしまうのですから、相応の価値を認められない場合も多いでしょう。
やはり、テイクアウトに適した商品を模索する必要があり、具体的には惣菜盛やお弁当の形に行き着くのではないかと思うのです。

中華街大手の中で重慶のグループは、積極的かつ柔軟に宅配対応をしている印象です。
こちらは出前館で頼んだ「ローズホテル」のダイニング「ミリーラフォーレ」のDELIBOX。
宣伝写真にバッチリつられてしまったのですが、実物はどことなく地方ホテルのランチビュッフェ感が漂い、お味も見た目相応でありました。
ただ、ローストビーフを主役にいろんなおつまみが入って、お花見の宴席を思い出すような楽しいBOXにはなっています。この際、洋食にこだわらず、焼売や春巻を入れちゃってもいいくらいよね。

こちら洋食弁当BOXです。
ハンバーグにオムライスにカレーの入った大人様ランチの様相!
ただ、これも多分に夢を膨らませちまった感はありますか。もう一歩だけ、気を入れて作りこんでくれれば、十分魅力的なお弁当になるのになって惜しく思います。
お味は全般的にキレがありません。
オムの中身は薄味の白ピラフなので、ケチャップ必須。ハンバーグはおいしかったのですが、これはむしろ下味しょっぱいくらいでした。
コメント一覧
そう、いまいちキレがない。例えば白いプラ箱で、もう少し小さめで詰め込むようなプレゼンで供してくれるだけで印象は変わりますが。
天ぷらと天丼が違うように、やはり店内の味付けと時間差で食べる物の味付けは異ならないと、本来ならいけないのでしょうが、中々に難しいでしょうね。
まあこのホテルは価格も価格なので、使う方も期待過多は御用心。ただ、重慶飯店なんだから、ブラッスリーも頑張って欲しいのは事実です(ハンバーガーなんかは良さげですが)。
>つちころりさん
パティスリーなんかも含め、たまに面白い試みが見えるときがありますよ。
中堅層というのは、どっちつかずになって難しいのかもしれません。
平日のランチは旨いらしいですよ。
知人が肉も魚も旨くて数百円安くなると言ってテイクアウトしてました。
たまにハズレシェフがいるらしいですが。
>うんぱるんぱさん
たまの中華街だと、やはり中華食べちゃうんだよなぁ。