開港道にある重慶飯店系列のホテル。
お正月のビュッフェを漁りにやってきました。
年始から、結構な人出がある横浜中華街です。
日本の年末年始をしっかり休むのが老舗店の傾向ですが、その他にも賑わいを受け止めるのに十分すぎるお店が営業しておりますので、正月から横浜観光なんぞに迷い込んでしまった方々にも安心です。
つか、ここらじゃなきゃ、まともに外食できないもんな。
「ローズホテル」のお正月バイキングは、中華獅子舞の演舞が楽しめるスペシャルバージョンよ!
平素ランチビュッフェ等を行っている「ミリー・ラフォーレ」や「重慶飯店新館」ではなく、ホテル2階の大宴会場へ、入れ替え無しの予約席が設けられておりました。
お料理は中華と洋食のダブルドラゴン形式で、庶民的な北京ダックとローストビーフが実演サービスになっております。
牛の方は風味が荒いので、それを覆い隠すソース次第かな。
「重慶飯店」自慢の中華料理は、もちろんレストランで食べるのと同等ではありません。
でも、ホテルビュッフェの水準からすると、十分においしいものですよ。
単にお正月の空気に浮かれているだけかもしれませんが、いつものビュッフェよか、海老がほんのり大きかったり、素材がリッチになっているような気もするの。
麻婆豆腐もちゃんとヒリヒリしますし、蟹爪があったり、炒飯も角切りチャーシューたっぷり。
まぁ値段も違うのだけど、ランチビュッフェで不足に感じた部分が一歩進んで、”アリ”のボーダーラインを超えてきた感があります。
そんな感じで、中華は手堅く予想もつきますが、意外に良い感じなのが洋食。
外資ホテルの華やかさにはわずかに及びませんが、これもお味自体は悪くないです。
内容も一捻りあるし、一つ一つちゃんと作ってそうな感じなんだよね。
皆さん、中華がお目当てなのでしょうけど、ローズホテルは洋食類も伏兵として楽しめますよ。
ただ、どちらについても課題は保温状態。
せっかくのお料理が概ね冷めた状態でならんでいるのがもったいないところなのです。ただでさえ、外は真冬なので、冷菜ばっか食いたくないし、熱を味わう部分に改善の余地がありそうよ。
最後に特筆すべきがデザート類で、どれもおいしいの。
少なくとも、この部分については、どこのビュッフェと比べても恥ずかしげがありませんね。
無理してでも全種類食べたくなっちゃう!
この他に杏仁豆腐もありましたが、売店で売ってる月餅等を切ったものでもいいから、中華系の甘味も充実すれば、もうサイコーじゃないかな。
夕方からお食事をいただき、獅子が各テーブルを巡ってガブガブしてくれたりのショーを楽しみ、最後はステージの記念撮影タイムもあったりしますから、お正月のイベントとしては大正解でしょう。
近隣在住者にとって、繁く利用する機会はないのですが、近年は親しみやすい広報も頑張っているようだし、いろんな企画もあるから、要注目だね。
コメント一覧