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【閉店】横浜中華街の「同發 新館売店イートイン」で黄金薯糖水

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大通りにある中華なお茶処。

食べ放題とタピオカと焼小龍包に席巻されている昨今の中華街。

街で5指に入る老舗大手といえど、レストランを多店舗維持するのは難しいようですね。かつての新館は大通りに面した部分だけを開放して、簡易なお茶処として営業しています。

大昔は映画館だったというこの建物。いまどき作れないようなゴージャスで味わいのあるこの環境を、ペラッペラな椅子やテーブルで埋めた、やっつけ体裁が残念なんだよね。とりあえずの仮設対応がダラダラ続いちゃってるのかもしれませんが、 ここまでファストにしなくても良かったんじゃないかなって気もします。

同發のお店なので、提供物は手堅いクオリティなのよ。ただ、それも紙コップ等で出されてしまうと、味気ないような気もするし、安価に利用できるとはいえ、どこか噛み合っていないようにも感じるお店なのです。

冬の薬膳メニューからさつまいもと蓮の実と白きくらげのデザートをいただきました。

これはね、温かいスープなのよ。生姜と漢方風味の糖水仕立て。 ほどよい甘みで、じんわり身体も温まる感じ。 具の食感は蓮の実のポックリに対し、さつまいもはちょっと硬めのシャックリ。白きくらげはビロビロでありますよ。

酥皮蛋糕は中華カステラの周りをパイ皮でくるんだもので、どことなく沼津のあれを思い出しますよね。カステラパン然り、この世にはカステラを何かで巻きたがる層が一定数存在するわけですが、この場合も芯がそれほど強い味ではないため、どうなのか。パイ皮の存在は、たっぷりのごまと共に油っけとカロリーを増しただけのような気もします。むしろカステラだけを食べたいところ。

近年の中華街では食べながら散策のお客さんが多く、こういう中華なお茶処、特に気さく利用できるお店は需要を食われてるのかなぁ。

どこでも飲めるタピよか、こういう一服の方が中華街らしくて、良き思い出になると思うのだけどなぁ。もうちょっと流行ってほしいんぁと思うお店です。

コメント一覧

  1. アリーマ より:

    ここ、空いてるけどスイーツうまくて、よく使っているのですよ。
    混むと困るなあ。
    ちゃんとやったら長蛇の列になりそうなポテンシャルがあると思うんですけど…。

    • 管理人 より:

      >アリーマさん
      かつて通った「悟空ティーバー」くらいの路線でなんとかお願いしたいな。

  2. うんぱるん より:

    一番好きなココナツムースはこの頃見かけないけど、ここの馬拉糕とココナツ団子は好きだな。
    薬膳五宝茶っぽいスープや中華しるこ系はちょっと高いかなと思いまだ食べたことがないけど、そこらのタピオカ茶の値段考えると安いですよね。
    タピオカ茶を買わないからスイーツの価格帯がずれてんだわ私。
    フードコート感あふれるsarioと比べると中華的キッチュで可愛げあるなと思ってしまいます。

    • 管理人 より:

      >うんぱるんさん
      お値ごろでしょう。
      キッチン設備が限られてるんだろうけど、
      器が変わるだけで、だいぶ印象変わると思うんだけどなぁ。
      あとは、売店に併設されてるんだから、お土産選び用の有料試食プレートとかはあってもいいと思います。

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