ユニクロの手前にあるパン屋さん。
北口の商店街にめぼしいお店がなくて、
そのままちょっとフラフラ散歩してたんだよ。
なるほど、こっちも試験場へつながる車道なんだね。
いつも手前で曲がってしまうので、ここまで歩いて来るのは初めてだわ。
窓からチラリ見えるのは山と積まれたパン型は、
どれもみっちり使い込まれていて、
きっとご当地ではお馴染みのお店なんだろうね。
パンの他洋菓子も扱うタイプのお店で、
どれも垢抜けない感じの昭和な香り。
対面式で、ケースや棚から注文して包んでもらいます。
まず目を引いたのが食パン。
”夢の力”だったか?
たぶん小麦かなんかの名前なんだろうけど、
背高ノッポで武骨な焼き上がりなのよ。
皮もしっかりついて、
硬いというか歯ごたえがあるというか、
なんかやけに食べごたえのあるパンだったわ。
食パンはこの他にも幾つか種類があって専用の広い棚が設けられているんだけど、
平日午後の比較的早い時間にサッパリなくなっていたので、
けっこう売れているのかもしれないよ。
隣のぶどうパンも、もちろんその日焼いたものなんだろうけど、
なんか時間の経過を感じるような古式ゆかしいお姿。
やはりしっかり皮がつき、ゆとり教育じゃない感じ。
比較的サッパリなクリームがたっぷり入ったドーナツに、
中にマーマレードが入った、きなこ色の、
もはやメロンの残り香もないメロンパンもけっこうおいしい。
最後は枯れた中年のような風情のジャムパンです。
お惣菜パンもあったんだけど、
そっちは見た目ピンとこなかったわ。
お隣の冷蔵ケースにはパン屋スィーツの定番、
あんずジャムのロールケーキやパウンドケーキもしっかり並んでいます。
パウンドケーキもうずたかく盛り上がっており、
ジャムのヌトヌトが目に入ってしまった以上無視はできません。
ケーキはややパスで、レーズンなどの含有量も多くはないのですが、
甘食のような素朴な風味があって、これはこれで。
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