初音町に古くからある和菓子店。
前回、お饅頭しか売ってなくて、
ちょっと寂しく思ったのよ。
それでもなんか引っかかる部分もあって、
たまに前を通っては様子をうかがっていた次第です。
店頭に並ぶ種類や数は決して多くないみたいなんだけど、
季節ごとの品をちょこちょこ作っているみたいね。
この日は水無月の文字が、
私の中の京都コンプレックスを刺激しましたよ。
もうそんな季節かぁ
などと梅雨空に黄昏れるような風流は無いんだけどね!
お菓子を食べる習慣だけは貪欲に取り入れちゃうぜ!
水無月はだいぶ小さめだね。
ムッチリなういろう生地に蜜煮の小豆を散らして、
素朴でほんのりモサい甘みを楽しみます。
もひとつ気になったのが冷やし饅頭。
なんじゃと思ったら、水まんじゅうか。
確かにしっかり冷やして食べるとおいしいよね。
葛の官能的なプルッモチにすっきりあんこ。
真ん中のは梅餡でなく、
タネを抜いた甘露煮をまるごと入れてあるんだけど、
こっちの方が特に気に入ったわ。
上品に甘く、角がまろくなった梅の酸味が、
ジメジメな湿気を払ってくれる感じ。
梅の冷やし饅頭はちょっとオススメです。
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