駅の近くにある大正創業の甘納豆屋さん。
大通りのつまんえぇ風景の中に現れる、このお店の異物感ね。
老舗にしても、菓子屋にしても、お店を支える地域文化や消費者とセットになって、初めて長い歴史を重ねることができるんだと思うのです。
なんだまた、夢も希望も無ぇ吉野町にこんなお店があるのだろうと、ずっと不思議に思っていたのよ。
よくよく考えてみれば、ここらへんは日本橋と呼ばれる花街だったんですよね。
我々の世代はその残り香も嗅いでいないわけですが、なるほど、甘納豆はそういう背景だったんだな。
たいてい、お店にこんくらい詰めてって予算を言って、お混ぜにしてもらうパティーンです。
こちらの甘納豆はとてもおいしいと思うの。
我が家の甘納豆基準にもなっているのですが、なかなか越えるお店はないですね。
ぶっちゃけ、それほど甘納豆食べ比べてないんだけどさ!
お豆のしっとり感やふっくら感が他のお店と一味違うとこ。
だから、日をおかず、買ってきてすぐを食べきった方が良いと思います。
定番や華形は小豆や栗なんでしょうが、個人的にはそらまめや花豆のような大ぶりのお豆に、魅力や技が光っているように思えますね。
今ではラーメン屋くらいしか無い吉野町ですが、お立ち寄りの際はお土産にオススメです。
コメント一覧
あぁ、とうとう我が家の向かいのお店まで..
いつか恰幅の良い彼を街角でとっ捕まえてやろうと目論んでいるのですが
今回は最大のニアミスでありました…残念(^_^;
おもやさんの甘納豆、保存料など一切使っていないということで
日もちはしないですが、安心で美味しいですよね♪
こういうお店は、いつまでも残ってもらいたいと思います。
>はげ男爵ヽ(^_^)ゞさん
もうちょい阪東橋寄りのエリアに生息中です。
空気がベタついていたら、近くにいる証拠ですよ!