実に四百年の歴史を持つという北野天満宮の名物餅。
”名付け親は秀吉公”とか言われちゃうと、もうグゥの音も出ないよね。
”池波が愛した”とか”マツコ絶賛”クラスとは決定的に格が違うもんな!
今回は境内にある茶店でいただきました。
ここはいつも開いているわけではなく、ハイシーズン限定で開店するみたいよ。
この日は梅花祭だったため、周囲のお店はどこも大混雑!
比較的キャパの大きなコチラにかろうじて滑り込んだ次第です。
茶店というにはあまりに立派な作り。
中は薄暗く、なんとも民芸レトロな雰囲気を醸していますな。
お客も満員なので、給仕のヲバちゃん達もテキパキとフル回転!
ドリルのように茶筅を振るって、もてなしてます。
緋毛氈の敷かれた縁台に腰掛けて、早速いただきましょう。
今日まで販売が続いてる理由は、ハッタリだけではないんだよ。
事実、美味しいんだもん!
この日はえらく寒かったのでほんのり固めだったけど、
ここのお餅は羽二重皮のなめらやわらかい口当たりが官能的なんだ。
あんこも上々で、さすがの京銘菓!
しっかりと食べごたえのある甘さながら、スっと溶けて残らないんだ。
さらにダメ押しの2個付で、大満足は必至でしょう!
こういうシンプルなお菓子にこそ、
積み重なった歴史と文化が現れるんだよね。
濃い目に入れた煎茶もちょうど良く、分かってらっしゃるよ。
安いし、旨いし、最高です!
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